テレビ番組を思い出す「2006年 ちい散歩」
コロナ蔓延の今は、セーブしながらですが、このところテレビは勉強になる番組と散歩番組が沢山あります。
帰れマンデーみたいなハードなものから、正直さんぽのような緩いものまで、散歩番組は様々な形に変えて進化しているようです。
そんな中、散歩番組の元祖的存在なのが、今日取り上げる「ちい散歩」です。
小さな散歩から「ちい散歩」違います。
これは、散歩する人が「地井武男さん」だから「ちい散歩」なのです。
特に目的はありません。地井武男がただ歩き、あった人と触れ合い、美味しいものを食べる。ただそれだけの番組です。
番組の構成は、街の紹介、その後、ひたすら歩く、美味しいものがあると、沢山買ってスタッフに振る舞う。また歩く、懸命に歩く、最後に絵を書く。
そんな感じ、でも、これが今のテレビに求められている。誰も傷つけない情報性のある番組の元祖でしょう。
地井さんはとにかく、会話を大事にする。それは触れ合った人だけでなくて、スタッフにも気を使う。それが滲み出てるんですね。
とても、朝からほっこりするんですけど、
しかし、テレビ朝日に驚かされたのは、その人気の地井さんを使ってドラマを制作したんです。覚えていますか?
そのドラマのタイトル!
「大崎郁三の事件散歩」
内容は元刑事の大崎郁三が、定年後にボランティアで谷根千の散歩の観光案内をしている中で神社で遺体を発見してしまうと言う。なんと言って良いのやらと言うドラマの展開です。
「ちい散歩」ご褒美なんです。
似たものに「はなまるマーケット殺人事件」や「ズームイン朝殺人事件」などがあります。
そんな事はどうでも良いです。
散歩番組のパイオニアにして、地井さんの温かい性格が見られる「ちい散歩」今の進化した散歩番組を見たら、地井さんはどのように思われるでしょうか?
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