耳を開け、体が削がれる
私はピアスが好きだ。どのくらいかは表しずらいが言葉にすると1ヶ月に3回ピアッサーを買っているほどだ。開けるとしても耳朶のみで軟骨は開けてない、怖いから。
耳の組織を1部潰してそこで初めてピアスの針が耳に入る。痛みは伴うが、ピアスで汚い身体を持った私の一部分が無くなるのだ。ある意味な自傷行為である。(個人的ではあるが...)私みたいな汚い身体を持ったウジ虫が生きてていい訳ない。だが、死のうとしても死ねない。自傷に走りふけりとうとうそれも禁じられ辿り着いたのがピアス。小さくておしゃれで綺麗なクリスタルと冷たい金属製の針で私を削ぐ。これもおしゃれの一環。そう、あくまでおしゃれ。汚い身体の耳をクリスタルと金属で代用するなんて素晴らしいではないか。私が私ではないような気がする。
といいつつ、まだピアッサーの痛みに慣れていない為時間はかかれどもいつか軟骨も開けたいものだ。