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玉石混交の世界で清濁併せ吞む

お仕事へ行くのに、遠回りをしてお山と川を見るルートで
自転車をこいでいます。
だいたい20分は多くかかる道
以前の私なら考えられない選択
一分一秒でも短く早く効率的に動くことを至上としていた自分
あれはあれで楽しかった♡
今は、いかにしてうきうきを感じられるかを念頭に選択する
心地よさの価値観が変わったんだ
おおよそ40分くらいかけてゆっくりゆっくりこいでゆく

レーサーのようにびゅんびゅん走り抜けていく
通勤通学のお若い方々の風も心地よい

信号は、一番最後に走り出す
別に意識しているわけではない
でも、景色があまりにも素晴らしくて呆けてしまうのだ





いちいち止まって写真を撮る
通行のお邪魔になるといけないので
慎重に後ろを確認して止まる
必然的に歩くくらいの速さで走ることになる
幸いにして、歩行者はほぼゼロ
自転車の方も数えるくらいだから今のところ
安全に走行できている模様。
お仕事時間以上の時間をかけて通勤する
そんなバカげた話があるかと思っていたが
毎回が旅のようで行きと帰りの山の川の様子が一変するので面白くて
そしてなにより涼しくて。
木陰のひんやり感がたまらない
晴れで朝の気温が30℃以下の時は自転車通勤しようと心に決めている

ひまわりに見下ろされるとなんでこんな
ワクワクするんだろう!
わーほんと背高いな~!

玉石混交
今、私の中にある二つの言葉
清濁併せ呑む

どちらが玉でどちらが石か

どちらが清でどちらが濁か

人に置き換えるには
ちょっとアレだけど
単純に河原で
石と水を見ていると
共にある方が心地よいと感じる
重たい土砂は沈んでゆくし軽い清水はどんどん流れて海へといく
仕分けせずとも勝手に分かれていく
土砂のなかに生き物が生まれ住み生態系を豊かにしていく
何を玉と感じ石と感じるかは人それぞれ
だから面白い

玉石混交の世界で清濁併せ呑む

ま、いっかと呟いてみる

一度嫌となってしまったら、取り返しのつかない私のこころ
玉が一瞬で石になる

石になったとき、全てを壊さずただそっと離れる
距離を置く
最近は玉に出会う確率が高くてウキウキが止まらない
昔捨ててきた石がふいに浮上してそれもそっと、もう一度置く
試行錯誤の毎日だ

図書館でMOEという絵本雑誌を何の気なしに手に取ると
五味太郎さんの特集だった
絵本『きんぎょが逃げた』の英訳がWhere’s the Fish?
run awayじゃなくて。
確かに逃げるというより新天地を探して移動しているイメージだよなというようなことを仰っていて。
逃げるのではなく違う道を選択してる。

そう!私は逃げたのではなく選択したのだ!と自分に言ってあげる
こうして色んな人の色んな言葉に救われる自分がいる

いろんな言葉で世界を見ると面白い発見が沢山ある

グーグル先生の翻訳機能を使えばあらゆる言葉同士で翻訳しあえる

北欧文化に興味があって、日本語からフィンランド語、フィンランド語から英語、英語から日本語と翻訳して音を聞いて驚いたりしてる

北欧では、敬称が無いというのも初めて知った
~さん、Mr, Mrs,に変わるものはないという
平等意識の高まりから、誰でも名前呼び捨てでOKらしい。。。へえ!!
一定の距離を置きたい私には
ちょっぴりドキドキな文化

老若男女職業など関係なくみんなが名前を呼び捨てで呼び合う国。。。
いいかも♡

自分の興味のおもむくままに
何かの役に立てたくてではなく
ただウキウキするからで世界をのぞく
そこで得られたすべてをそおっとフルイにかけて
わたしにとっての玉をすくいあげる

フルイにかけられた重たい土もどろも嫌がることなくそっと置く
それぞれの心地よい世界でぬくぬくと生きる



リュウジさんのとり煮込みカレー

リュウジさんのとり煮込みにカレーフレーク入れてみようと夫さんに言われて誕生した
リュウジさんのとり煮込みカレー🍛

感動して声が出る

灰汁もとらず、とりさんはすじもとらず丸のまま
ネギお味噌にんにくしょうゆで
こってり煮たところへカレーフレーク投入!

まさに玉石混交清濁併せ呑む素晴らしき料理!(?)


玉石混交清濁併せ呑むはオイシイ!(?)



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