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豊さ体験大阪旅④帰路~お家時間編

幸せな気もちでホテルを後にする。
昨夜はじゃぶじゃぶ降っていた雨のお陰で緑たちが活き活きとしている
てくてくあるくと、かわいいモニュメント?が
街の中に、ひょいと溶け込んでいるアート作品が大好きだ
植栽とともにまるでそこからいのちをはやしているみたい

ほほえみ
松永真さん作
チチンプイプイ
松永真さん作

さて
今回の大阪旅のもう一つの目的だった「たこやき」
ふふふ
昨日、デパ地下で見つけていたのよ♡
くくるのタコ焼きやさん
百貨店に入ると、ひんやり心地よい空調
ほのかないい香り
働いているときは、当たり前だったけれど、
いつでもどんなときも心地よい空調と香りがあるって
ものすごいことだったなとおもった。
楽園だ。
暑い熱気におされてフウフウしていた心身ともに癒される
有難い。。。。
意気揚々と地下へ降りると、ちょうど席もあいてる
大たこ入り S 6個入り
濃厚バター醤油を注文
ワクワクして待つ
可愛いたこのケースに入ったまあるいたこやき
かつおぶしが踊り青のり、マヨネーズの香りに胸ときめく
いただきま~す


あち~~~~~~ちちちち
タコ焼きって、想像の100倍熱いよね。
毎回思うのだけど毎回ほおばってしまう。。。
でも美味しい!
大満足でごちそうさまをする
青のりしっかりついていたので、トイレで整えいざ出発
大阪駅って空港みたいな雰囲気
離発着は電車だけれど。
前面ガラスばりなデザイン好きだなあ


少し早いけれど、ホームへ降りる。
大阪さん、ありがとう~楽しかったよ~
電車がホームへ滑り込む
行きのように夫さんに席確保をお願いし私はのんびり乗り込むと
入口付近の椅子を開閉?するタイプのところに夫さん
え?
中ほどがいいんだけど
見渡すと中ほどに空席発見
あ!と駆け寄るもタッチの差で。。。。残念!
夫さんの申し訳なさそうな顔
や、いいの、良くないけどいいの
任せたのは私だから(って嫌みな先輩みたいな言葉を飲み込む)
表情は苛立ちを隠せない
「座れるもん、大丈夫」
言葉と表情があってない。
おろおろする夫さん。
イカン、このままじゃ苛立ちに飲み込まれる
それを私は望んでいない
「新大阪とか京都でいっぱい降りられるよ」
「ほんとにごめん。ぷちくん」
イカン、言葉に出すと止まらなくなる気配
心の中には苛立ちに任せた言葉や感情が溢れてる
いったんだまろう目を閉じよう
目を閉じて深呼吸
ぐるぐるまわる言葉と感情をそのままにただ深呼吸


いつもなら、ここで自分に言い聞かせたり、そんなこと思っちゃダメって制限かけてたけど、今回はオールオッケーにしてただやりすごす
新大阪を過ぎ、京都になるころにはかなり毒気が抜かれてきた
そうして、京都からは、しっかり席が空き
ゆうゆうと車内全体皆さん座れるくらいになっていた。
時間にしたらものの数十分のことだ。
しかも、座れてた。
思い通りにならないことが起こった時、感情に任せて言葉を発し態度にしめし怒りに任せて流されていたときは
家に帰ってからも苛立ちが収まらなかった。
そうして相手をなじり傷つけ自分が被害者面をしていた
なんと滑稽なことよ。
爆発して周りを巻き込み自分も周りも大けが必至

まるで戦場だ。

夫さんが、変わったねと言ってくれた。
いつもなら、家まで家についてからもなだめる時間に費やされていたけど
今回は楽しく帰れるし、お家に帰ってからも楽しいね、と。

やった!
これだ!
ここからだ!
これを練習しよう。
それで話していて気が付いたのだけど、「思い通り」が私の足かせなら
こうなるといいなをつかまなければもっと楽になるのではと。
電車の中ほどの席に二人並んで座れるといいな

なぜなら、2人並んで座れたら、お互い楽ちんだし、気兼ねせずゆったり話せるし、飲食できるし景色もゆったり見れるし旅の醍醐味味わえるし幸せな気もちになるから♡

幸せな気もち楽な気もち気兼ねしないゆったり過ごすがしたいのなら
どんな状況でもそれができるのなら
「思い通り」の希望をつかみすぎないですむのかも

そこからの帰路は本当に楽しくて
乗り換えして前後に座ったお子さんやおにいさんが
同じように景色を眺めてわ~と歓声や吐息をもらしたり
私は、写真をとりながら幸せだなぁと


誰かもわからない人たちと
おなじ電車に乗り合わせ、同じ景色をみていいなと思ってる
この瞬間に居合わせることは、私の「思い通り」にはなかった
私の「思い通り」以上の嬉しいことが起こっていて
ただただ気分よく過ごしていればいいのか。
そんなことを思ったのです。
お家までのバス
私は電子マネー
夫さんは現金なので、小銭を準備
降りる際、夫さんが
「二人分で」と車掌さんへ
え?二人分じゃないよ?わたし電子マネーだもん
わちゃわちゃして降りる
だって、行くときチャージしてくれたじゃん?
あ、そうだった。ごめん。
「・・・・・・」
ぷちくんごめん。。。
またしても申し訳なさそうな夫さん。
ふーふー
息を大きく吐く。
私が、夫さんの分のお金を用意しているよ、と言わなかった。
夫さんは、お金を準備している私を見て、自分の分なんだなと思うのは至極当然だ。
私は、脳内で考えていることが相手に伝わっていると勘違いしている。
言葉にすると、ありえないことなんだけど、
脳内で考えているだけで、言葉にしないことが山ほどあることに気が付かされた。今までもずっとそうだったんだ。
人間関係のトラブルはいつもそんなことだった
言った?言ったと思った。だってふつうそうでしょう?
またしても。
私が忌み嫌うワード「ふつうはそうでしょう」
普通、常識的にと言われることが大嫌いなのに、自分はめちゃめちゃ使っている。
それに気がつく。

無事お家につき、家中にただいま~を言いクーラーをつけ服を脱ぎシャワーじゃぶじゃぶ
スーツケースからお洋服を取り出し、洗濯機さんにお願いする
ものの一時間であっという間に洗濯してくれて、家中に干し終えた。
ふー
スーツケースさん、無事もってくれました。ありがとう、ごめんね。
全ての手荷物を元通りにする。
スーツケースをふきふきして
次回の旅には、新たな子を迎えるね
今までありがとう。引き取ってもらえるリサイクルしてもらえるところで購入するからね。

ボロボロになりながら、最後まで頑張ってくれたスーツケースさん
ありがとう!!!


楽しかったね
アイス食べながらごろごろしていたら、洪水のようなすごい音。
雨が降り出していた
雨降る前に帰れてよかったねえ
バスではごめんね。ちゃんと口に出すね。
こちらこそごめんね、チャージしてたもんね。
「思い通り」「ふつう、じょうしき」「伝えたいことは口に出すこと」
このキーワードを基に手放していこう


翌日目が覚めたら
なんとも気持ちの良い空間と空気が広がっていた
ラグジュアリーホテルとひけをとらない我が家の居心地よさよ
旅先と家との落差を感じない自分に嬉しく思った。
嬉しい気持ちのまま近所のカレーやさんへいったら
そちらの店員さんがとても良い雰囲気で
美味しいトッピングの組み合わせやお得な情報など
しゃべり過ぎず、程よいテンポで
にこにこサービスしてくださった。
あれ?ここはまだラグジュアリーホテルですか?
かの地の紳士淑女のようなホスピタリティあふれるサービスにうっとり
お買い物途中で生もの車内に残していたので
テイクアウトお願いしたら、お車で待っていてくださいと。
え?
すごい・・・・
すごすぎる・・・
お持ちくださったとき、店内でも召し上がってくださいね!とにっこり

どこにいても、何をしていても
自分の感じたい体感、体験、感情は味わえるんだ
自分が表現したいものはいつでもどこでもできるんだ

お家の中のお掃除やお料理、家事全般
お外での新たなお仕事でも
私が感じたい、表現したいのは
ラグジュアリーホテルの紳士淑女の皆さまのふるまい
でも
「思い通り」をつかみ過ぎず
ただ、1点集中して
お掃除をするときはお掃除を
お料理をするときはお料理を
サービスをうけるときはサービスを
ただただそのものにどっぷりとつかって楽しもう

そんなことをおもったのでした。

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