CLEAN FOODはじまりの話~②事業責任者への道編~
こんにちは。
CLEAN FOODのリーダー原田です。
今日はCLEAN FOODのはじまりの話の第2弾になります。
第1弾はコチラからどうぞ✎
前回は、私の地元の話と大学生時代の原体験についてお話しをさせていただきました。
今回は、そんな想いの中、なぜ今の会社である
・株式会社LIFULLに入社したのか
・なぜスムージーにたどり着いたのか
というお話しをしたいと思います。
株式会社LIFULLに入社した理由
自分の地元である「井手町」と
尊敬する生産者さんとの出会いがあった「東北」の
共通の課題が「農業」にあると思った私は、
農業課題について興味を持ち始めました。
また、それと同時に
"ビジネスとして課題解決ができるようになりたい"
と思うようになりました。
それは、東北の町に通う中、補助金や助成金等でたくさんの人が助けられているのを見たのと同時に、何年かするとどんどん経営が厳しくなり廃業してしまう事業者さんを見たからでした。
持続可能性があり課題を解決し続けられる方法が「ビジネス」なのではないかと思いました。
だから、「じゃあ、まずはビジネスでの課題解決挑戦してみよう!」と学生時代色んなことをしてみました。
・農業体験会をやってみたり、
・農家民泊を企画し町の暮らしを体験してもらったり、
(農業~収穫したての野菜を食べてもらうことなどをしました)
・ツアーを企画したり、
・自分の地元の特産品を使ってカフェをやってみたり、
(上:京都~東北のツアーや名古屋防災ツアーをやりました
下:井手町の野菜を京都市内で提供するカフェをやりました)
ただ、その中で気づきました。
自分が「ビジネスができず単発のイベントしかできない」ということでした。
持続可能なビジネスという形に憧れを持った一方で、自分がその力がないことを実体験を持って痛感しました。
じゃあまずはビジネスが学べるような会社に行こうと思い就職活動を始め
出会ったのが今のLIFULLです。
LIFULLはまさに、「社会課題の解決」というところを目指しています。
主幹事業のLIFULL HOME'Sも、課題解決のために生まれた事業だったため、課題解決から生まれて仕組み化している事業に大きな魅力を感じました。
同時に、新規事業を提案できる制度もあるという話を聞き、
・ビジネスが学べる(しかも社会課題から生まれた事業)
・0→1に挑戦することもできる
そんな可能性を感じてLIFULLに入社をするのでした。
CLEAN FOODができるまで
ビジネスで農業課題を解決したいと思って入社したLIFULL。
入社後もLIFULL HOME'S営業で仕事を一生懸命行いつつ、営業やビジネスとは何なのかを学びながら、農業関連の事業案を何度も提案しました。
落ちた事業案は数知れず、、、
・農地の耕作放棄地をなくす事業案
・農家の新規就農者と親方をマッチングする事業案
・飲食店と農家をつなぐ事業案
・貸農園を探せるサービス
などなど、、、、他にもたくさんありました。
そんな中、2年目で事業が通過し、無事事業化できた事業が、
現在の事業の前身となる
「オフィスでの福利厚生サービスCleanSmoothie」
でした。
(2019年の4月から本格的に事業化しました!)
今までたくさん案を出してきた中で、
このスムージーの事業にたどりついたのは
・農業の課題を解決できること
と同時に
・人々に健康になってもらえて喜んでもらえること
だというところがポイントだったのではないかと思います。
私自身、LIFULLに入社して上京して1人暮らしを体験し
営業や新規事業に力をいれていたのですが
食生活は本当にひどいものでした。。。。
ファミチキ&おにぎりを食べる日々、、、
野菜が身近にある地元からはなれ
「こんなにも野菜が手軽に摂取できないんだ」
「コンビニのサラダっておいしくないな」
「栄養がたりていないな」
と気づきました。またまわりのがんばっている営業さんも同じような悩みを抱えているんだなということを感じることがありました。
だからこそ、そんなオフィスワーカーに、
オフィスでも手軽に栄養が摂れるスムージーを届けるということが
とても価値があったのではないかと思います。
事業化が決まってからは、色々な方にサポートしてもらいながら、事業責任者として商品開発にマーケティングに営業に…と必死で取り組みました。
(SLOGANさんでのスムージー会の様子)
私たちの想いに賛同して、導入してくださる企業も少しずつ増えてきて、
「よし、これからもっと事業を伸ばしていくぞ!」という矢先、
新型コロナウィルスがやってきたのです。
在宅勤務に移行する企業が増え、導入者数は見る間に減ってしまいました。
このままでは立ち行かなくなる……
そう思って色々と試行錯誤し、現在のCLEAN FOODに至るのですが、
そのお話はまた次回にしたいと思います。🌟