『小暮さんちのおいしいカタチ』著者 新樫樹
私は美味しい本が大好きだ。食い意地が張っているので、美味しい食べ物がでてくる小説やお話しが大好きで、それを再現するのも楽しみのひとつ。
今日は天気がいいので図書館へいく。
陽のあたるテラス席でまったりと。
題名にもおいしい♫って書いてあるので手にとってみた一冊。
『小暮さんちの おいしいカタチ』(2018)著者 新樫 樹
小暮さんちは新聞記者のママ祥子さんと高学歴でネジ職人のパパ祐輔さん。そして3歳児の風花ちゃんの3人家族。
限界集落の取材で祥子さんが単身赴任することになったのでパパ祐輔さんが専業主夫となり風花ちゃんと2人で奮闘する日々の物語。
幼稚園行きたくないとか、ママ友との付き合い方とか。奇抜なエピソードは無くて、当たり前にある子育ての悩みを2人でしっかりと向き合っていく。
まぁ〜若いのにしっかりしてるわ〜。
とご近所のおばさん目線で読んでいく。
聡明で誠実な祐輔さんの人柄なのか、誰かと対峙することなく問題を乗り越えていく様は育児だけでなく人との付き合い方の姿勢を教えられた気持ちになる。☺とっても素敵な小説だ。
新しいことは全く覚えられないのに
昔のことはよく覚えているというが
子育てに一段落した今
こうゆう小説を読むと
懐かしさに手足をグイグイ引っ張られてあっという間に気持ちは20年ぐらい前に遡り、感傷に耽ってしまう。
毎日毎日ご飯べさせて、お風呂入れてさ。
よくもまあ死なせずにここまで育てたもんだ。もう絶対出来る気がしないけれど。(笑)
醜い記憶は抹消されて、美化されている部分は多々あると思うが、働きながら頑張ってきたよね私。
‥としみじみ。
いつもは自己肯定感低めの私だけれどこの本を読みながら、今日は思いのほか自分で自分のことを褒めてあげたい気持ちにさせられた。🤗
よく頑張った!!偉い人ぞ私!!
それに
小暮さんちのお隣に住む山村さんが教えてくれた草花のお手入れの仕方🌷
も為になる。
自分がしたいようにしてはいけない。
草花の声をよく聞いてやるのだと。
そーすると今欲していることがわかってくる。
求めていないことをしてもうまく育たない。
うむむ〜🤔
これは我が家の雑草系の娘にも通用するのだろうか。
よく見なくては。👁🗨
よく聞かなくては。👂
帰宅したら‥
派手目な化粧して💄何処かに出かけようとしてる娘がちょうどいた。
じぃーと観察してみる。👁🗨
娘 なにジロジロ見るん⁉😳
母 いや別に👁🗨
娘 見やんといて。😠
母 いいやん別に👁🗨
娘 なんなん⁉ほんとに。💢
母 見てるだけやて👁🗨
あっなんかして欲しいことある?
(あ〜結局聞いてしもた🫠)
娘 へっ!?
あっ!!ほんと⁉
じゃあ駅まで送って♫🚘
母 ゲゲッ!!( ゚д゚)
と、ちゃっかり娘の思う壺や。
なんか娘の方がコミュ力高いんか⁉
(・д・)チッ
とまぁ‥犬も食わない娘とのやりとりはどーでもよくって。
本作の著者新樫樹(あらかしいつき)さん。☺失礼ながらお名前を存じ上げなかったのだが。この『小暮さんちのおいしいカタチ』がデビュー作のよう。勝手にお若くて素敵な方をイメージしている。✨✨
小説って
すごく不思議で面白い創作物だ。
何年か前に感性の豊かなお若い作家さんが書いた作品が
数年後のどっかのおばちゃんの自己肯定感をちょっとアップ⤴させてくれて。
数年後のどっかのおばちゃんちの夕飯に影響に与える。
今夜のメニューは甘い卵焼き。🐣
夕飯には似つかわしくないけれど
風花ちゃんの大好きな甘い卵焼き♫
どーしても食べたくなってきた!!😆
おしまい♫
🐣🥚🥚🥚🥚🥚🥚🥚🥚🥚🥚🥚🐣
‥と、ここで終わる筈で‥
ここまでが読書当日の金曜日のお話。
このあと夕飯に作った卵焼きの写真を撮ってポチッと投稿すれば完了👌の筈だったのに‥。
なんと‥。
その日の夕飯に作った卵焼きが‥。
あれっ!?‥って思うぐらい
全然甘くなかった‥。(笑)
いつも甘味はみりんをいれる派の私。糖質を気にするお年頃なので、砂糖をラカント(人工甘味料)に置き換えてはいるが‥。
多めにラカント入れたつもりなのに‥やはりビビってしまったのか‥甘さが足りなかった‥。(;_;)
悔しくて‥
次の日の朝食にも作ってみたけれど‥。
なんかイメージと違う‥。(;O;)
風花ちゃんの好きな卵焼きはもっと
しっかり甘い卵焼き!絶対こんな味じゃないっ!!✊
(‥と、なんか変なモードに入ってるし(笑))
色々レシピを研究し、φ(..)メモメモ
そして翌々日の今日のお昼に
再々チャレンジ♫
(結構な粘着質やな、私‥)
3度目の正直!!
ちゃんと卵白ほぐして🥚
顆粒だしをお水で溶いたの少々
そして
砂糖(ラカント)は
卵1つにつき大さじ1/2杯!!
♫♫🥚🐣🥚🐣🥚🐣🥚🐣🥚🐣♫♫
おおぉ〜👏👏👏👏👏
やっとイメージ通りの甘い卵焼きが
できたぁ✨✨✨
‥の卵焼きが記事トップの写真👏
(あっ‥よく考えたら写真だけなら甘くないやつでも良かったやん(笑)
伝われ〜甘さ〜)
遅ーく起きてきた娘が
目ざとく見つけてパク!!
娘 あっ!!今日の卵焼き甘〜い♫
これ好きかも!!美味しい!!
母 そやろ😤
さんざんやり直したことは内緒にして
さも当然!!という顔してみた。
(私に似て食い意地が張っている
娘の胃袋。へっ!!チョロいぜ!!)
50過ぎても卵焼きひとつ思う通り作れないけれど。
こんな、たわいもない事に時間を使う贅沢さ。不思議と満足感でいっぱいだった♫
これでようやく投稿できます♫
めでたし めでたし😌
3日がかり(笑)