不安障害の改善に役立ったこと 【冷水シャワー】
はじめに
今回は、僕が不安障害を改善するために役立った取り組み 「冷水シャワー」についてお話しようと思う。
この方法は、不安障害だけでなく精神疾患全般に効果があるので、是非お読みいただきたい。
冷水シャワーの効果
僕が冷水シャワーについて知ったのは、「ドーパミン中毒」という本を読んだときだ。
この本の中では、冷水浴によって薬物中毒が改善するという事例が紹介されていた。
冷水シャワーの効果は多岐にわたり、うつ症状の改善、免疫力の向上などが挙げられる。
なぜ冷水浴が精神疾患に効くのか
人体には、内部環境を一定の状態に保ち続けようとするホメオスタシスと呼ばれる働きがある。
身体に軽度の苦痛となる刺激を与えると、それを緩和させるためにドーパミン・セロトニン・エンドルフィンなどの快楽物質が分泌される。
精神疾患に対しては、これが気分の改善に役立つというわけだ。
【タレカツ流】冷水シャワーのやり方
まずは、普通にお風呂に入り体を温める。
お風呂から上がるまえに、以下の手順を行う。
手足などの末端から、胴体に向かって少しずつ冷たいシャワーをかけていく。
慣れてきたら、全身に20~30秒ほど冷水を浴びる
最後に、頭に30秒、顔面に30秒シャワーをあてる
そのまま体をよく拭いて、風呂からあがる
このやり方は、非常にオススメだ。
「ドーパミン中毒」の中でも、ジェームズ・ボンド(007)が実践する「最後に冷水シャワーで締める」スタイルとして紹介されている。
どんな時にやるべきか
冷水シャワーは、今まさに急激な不安感に襲われている、というときに気持ちを落ち着けるのに有効である。
僕も転職後に一度、強烈な反芻思考が沈められなくなった際に冷水シャワーを浴び、かなりメンタルが落ち着いた経験がある。
そういったときは、頭に冷水をあてるのが非常によい。
文字通り、「頭を冷やす」ということだ。
また、根性がある人は、毎日の習慣にしていただければ、免疫力があがり感染症にかかりにくい身体を作ることができるだろう。
(僕も以前は毎日やっていたが、今は必要なときだけすることにしている。だって寒いもん…)
冷水シャワー、是非お試しあれ。
では、今回はここまで。