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【せっかく働くんだもの】
私は今ケアマネジャーとして働いている。
この機会に、せっかくだから『仕事のコツ』について振り返る。
【コツ】
物ごとをするための大切なポイント。
要領。勘所。
漢語の「骨」が語源。
骨は体の中心にあり、体を支える役目を果たすことから、人間の本質や素質などを意味する。
そこから、勘所や要領を意味するようになり、物ごとの本質を見抜き、自分のものにすることを「コツをつかむ」と言うようになった。
大切なポイント
1️⃣ゆとりを持たせた時間の管理
①訪問に遅れない
これは当たり前。ダブルブッキングしたら、相手に失礼。
自分との時間を軽く見られていると思われ、信頼関係は築けない。
訪問時間に遅れることも同じ。
遅れそうになったら、早めに相手に連絡。
この、「早め」って難しい。
待つ人にとってみれば、5分だって長い。
前日からわかっていれば、すぐ連絡して時間調整。
当日の急な時間変更は遅くても5分前までに連絡する、これが私の中のルールだ。
いくら忙しいからと、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ
予定の組み方は、焦りを生む。
訪問スケジュールと、時短を考え訪問ルートも意識してアポを取る。
②業務別にスケジュールを分ける
在宅を担当するケアマネは、利用者さん宅への最低月1回の訪問(モニタリング)のほかに、給付管理、新規契約、アセスメント、担当者会議、事業所や市町村、病院や施設との連携、ケアマネ更新研修等の研修、認定調査、各会議…等業務は多岐に渡る。
その合間を縫って、支援経過等の記録、不足書類の確認や準備(更新)…等の事務的な管理も行う。
私はそのほかに管理業務もあり、やはり書類の管理には一定の時間がかかる。
でもそれが必要なことであれば、やるしかない。
まだICT化が中途半端な段階なので、アナログのことだって、とにかくこなさないといけない。
ルールから外れたことをすれば、事業所の減算になり収益に影響があるから、細かいところまで注意を払う必要がある。
期限が関係してくるので、守れないと、減算だけでなく信用までも失う。
年間、月間、週間、1日の周期ごとに予定を定め、訪問予定を早めに組む。
この準備がしっかりできさえすれば、ほぼ業務ができたようなものだと思う。
何しろ、記憶との勝負。
研修についての考えはさまざまだが、常に自己啓発していかないと業務が成り立たない。
ケアマネ更新研修のように必須のものは業務時間内で、それ以外は基本自分の時間でと、私は決めている。
2️⃣アンガーマネージメントを意識した
人間関係
①湧き出てくる感情
人と接することは、さまざまな感情を生む。
気を遣っていない自然なふりをして、実は緊張している。
明らかに不機嫌そうな口調で、不平不満を並べる人には尚更身構えてしまう。
攻撃的な人からはかなりのストレスを感じる。
でも対話を続けないと仕事にならない。
そんなとき、アンガーマネージメントの知識は役に立つ。
自分の価値観だけに囚われず、許容範囲を広げて考える。
自分や相手の感情に押しつぶされないように、公平中立な対応が必要になる。
仕事の良し悪しは、ほとんどこの人間関係によるものが大きい。
だから、関係性が良好であれば、業務ははかどりスムーズに流れる。
②空気を読む
私が人との会話の中で心がけていることは笑い。
クスッと笑う程度の冗談を言って場を和ますことは、潤滑油となり自由な意見を引き出す。
その場の空気を察する能力は重要。
自分の本音をを言わない人が、何を考えているのか伝わる瞬間がある。
とっさに話題を変えたり、一歩踏み込んで聞いたりすることもある。
その瞬間に間違った対応をすれば、全て振り出しになるばかりか、マイナスになる。
表情に出る人はこちらも対応しやすい。
表情に出ない人には、微妙な変化を見つけられるように話しかける。
時間をかけて話を聞いてほしいのか、さっさとすませてほしいのか、話を聞いているとわかる。
そんな腹の探り合いで仕事をしている。
3️⃣突っ走りすぎない向上心
①周りを巻き込む
いつも自己研鑽する姿勢は大切。
でも誰もが自分と同じ熱量で仕事をしているとは限らない。
自分の熱意は持ちつつも、主張しすぎない。
その考えを伝える時期を待つ。
静かに、周りを巻き込んで熟成させる。
仕事あっての趣味、趣味あっての仕事のように、考え方は人それぞれ。
価値観の押し付けは物ごとを停滞させる。
相手の置かれている環境や思いを知りながら、やる気を引き出す働きかけを続ける。
自分軸を持って動いていると、賛同してくれる仲間は必ずいる。
②努力は見えない所でする
インプットするには、アウトプットは必要。
いかにも「自分は頑張ってる」って姿を人に見せたい人はいる。
「忙しい」「大変」と大騒ぎする人もいる。
覚えていかないといけないことは限りなくあって、社会の動きにも対応していかないといけないから、学ぶ。
やる気を全面に見せていると、プラスにとらえる人ばかりじゃない。周りが疲れてしまうことがある。バランスは難しい。
でも、学びは必要。ずっと学び続けないと、正確なことを相手に伝えられない。信用されない。
人相手の仕事って、演技力を備えると向かうもの敵なしかもしれない。
小さな気づきって、前に進む一歩。
どうせ同じ時間を過ごすなら、
笑って歩んで行きたいな。
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