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【思い切って片付ける】

断捨離は、心を整える作業だと以前の記事で書きました。

昨日は連休真っ只中ですが、天気が良かったこともあり、思い切って子供の教科書や参考書、大学ノートにテストプリントと、片付ける決心がつきました。

子供の幼い文字や、何冊もの努力の跡を見ると、なかなか捨てることができず、今までズルズルと来てしまいました。

一応、子供にも確認を取り作業を始めました。

2人分になるので、かなりの量になります。
ビニールテープで縛り、片手で持てる位にまとめていきます。

ファイルから、プリントとプラスチックの留め具を取り外す作業も取り入れながら、今日の断捨離は半日かけて行いました。

「良く頑張りました。お疲れ様。」
そうでも言わないと踏ん切りがつかなくなるので、本やノートを見ながら声をかけます。

全部で30から40位になったでしょうか。まとめたひとつひとつを今度は車に乗せ、ストックヤードまで捨てに行きました。

それでも日記、作文など「思い」が詰まったものはまだ捨てられず、これは取っておこうと決めました。

「思い」は子供の思いですが、思い出を共有してきた私の思いでもあります。

良くもまあこれだけ取っておいたなあと我ながら
呆れてしまうのですが、私の性分だなと感じまし
た。

その中で気づいたことがあります。

当たり前のことだと思いますが、溜め込む前段階 で、捨てる決断ができたものがあったのではないかと言うこと。

こうやって大きな断捨離になる前に、日頃から小さな断捨離を行った方が、最終的に時間もかからず、体も楽だと改めて思ったのです。

これは、「思い」に囚われているからだとはわか
っています。

でもこれからは、この「捨てる」と言うことをもう少し早い段階で、決断して行こうと思いました。

がらんと空いた場所を見て、すっきりした気持ちと寂しさとが複雑に絡んではいますが、今回は思い切って捨てることができて良かったと思っています。

こうやって心を整えると、次に気持ちを切り替えることができます。

人よりその気持ちになるまで時間がかかりますが、「心を整える」作業は必要なことです。

人それぞれに価値観があり、費やすお金、時間に違いがあります。

大事なもの、なくなっても仕方ないものの線引きはこの価値観に左右される訳ですが、この作業を繰り返して、なくてはならないものが選ばれていくのだと思います。

私の場合、段階的でないと片付けられないのですが、それはそれで良いかと考えます。

簡単に捨てられないと言うことは、そこに「愛」があると言うこと。これはこれで、大事なことだと思うからです。

今年の大きな断捨離は第一弾になるのですが、まだまだ続きます。

スポーツ用品や、おもちゃ、電化製品などかなりの量になるため、回収業者に来てもらうことにしました。

私が思い切って断捨離をしようと決心したのは、来年が私にとってスタートの年になること、子育ても一区切りつくことがあります。

人生の中でこうしたイベントがあると、人は気持ちを整理しようと思うのかもしれません。

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