地域の大人と子どもを繋げたい
地域の人・モノ・コトと子どもを繋げるのは、学校の役割の一つだと思っています。
その中で、対話を通してそれらの関係構築を図る取り組みが島根県益田市で行われています。
「益田版カタリ場」
学生時代にこの取り組みに感動し、いつか地元でもやりたいと強く思ったことを覚えています。
来年度、まず自分の学校で「益田版カタリ場」のような対話を通して、地域の大人と子どもが繋がれる活動を行いたいと思っています。
まだまだ頭の中だけのことですが、私の構想を紹介します。
①授業内容
対象は小学校6年生。総合的な学習の時間のキャリア教育の学習の一環として行うとよいと考えています。
内容は、地域の大人がこれまでの人生を語り、子供達に自分の生き方を伝える。子供達は何人かの地域の大人の話を聞く。その後、地域の大人と子どもが1対1で、これからの人生について語る場を作る。
のような流れであれば、実現可能ではないかと考えています。
②人材
問題は、人生を語れる、語ってくれる地域の大人を確保することです。今のところは、学校運営協議会の方や私が知っているかっこいい大人の方にお願いしたいと思っています。
③授業者との打ち合わせ
語る内容や時間、事前の準備がとても大切です。忙しく働いている地域の方々にお願いすることになるので、事前打ち合わせの時間もとれるのかどうか心配です。できればCS会議の時にできたらいいなと思っています。最低でも2回顔を合わせて、授業を作っていけたらと思います。
④ 繋がり続けるきっかけに
授業後には、大人たちの取り組みに子どもが参加したり、子どもがやりたいことを地域の大人が一緒に実現していったりするような関係性を築いていくことができれば、大成功だと思っています。
⑤ 成功したら他校種でも
本来なら自分のキャリアについて真剣に考え出す中高生に行いたいと思っています。子どもも大人も得るものが大きければ、他校でも取り組みを進められるかもしれないと思っています。その場合はコーディネーター役になって繋げたいなあと考えています。
頭の中が整理されて、とっても楽しみになってきました。実現に向けて動き出します。