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大学3年時に受講した恋愛の授業。

「大学の授業、真面目に受講しておけばよかったなあ」

大学院生になった今だからこそ思う。失って初めて気づくとはこの事だ。

大学生の頃は、単位さえ取れればいいという考えだった。当然、授業に対するやる気はさほどなく、テキトーに受けていた。

その中でも、なぜか面白く感じられて印象に残っている授業がある。

生物の授業だ。多分、一般教養の授業だったと思う。卒業のために仕方なく取った授業だった。

しかし、受講してみると存外面白く、いつも前の方の席で受けるようになった。

何がそんなに面白かったのかというと、恋愛にまつわる話だったのだ。
いや、僕が勝手にそう解釈していただけなのかもしれない。

とにかく、その授業では、生物の進化に焦点を当てて、「なぜ、オスが求愛行動をとるのか」みたいな議論をしていた。

クジャクのオスは羽を広げて、メスにアピールする。
アオアズマヤドリは、メスのために枝で巣を作ってアピールする。

人間は、マッチングアプリで必死にlikeを送る。
過去の僕だ。

「どうして男ばかり恋愛で苦労するんだろう」
純粋に疑問だった。
ご飯を奢ったり、お金を払ってアプリをしたり(女性は無料)男だけが対価を支払い続けることが不思議だった。

女の子は受け身でも、男には攻めの姿勢が求められる。その理由の1つをこの授業で教えてもらえた。

それは子孫繁栄だ。生物の究極的な目標は、子孫繁栄であり、人間も例外ではない。

人間の場合、女性はせいぜい2、3人の子供を産む(育てる)のが現代社会では限界だろう。一方で、男はといえば、原理上いくらでも子供を作ることはできる(倫理的にどうかは置いておいて)。

つまり子孫繁栄において、女性1人の価値は男1人の価値よりはるかに尊いのだ。その尊い女性を巡って、男は取り合いを制さねばならない。

一方で、人間と他の生物が違う点は、求愛行動における価値基準だ。
クジャクの羽の模様やアオアズマヤドリの巣は、人間にとって何になるのだろう。

勤務先? 年収? 顔? 所有物(外車とか)?
表面的なものではないのかもしれない。
経験? 性格? 趣味? 

きっと1つではないだろうし、その優先順位も女性によって異なるのだろう。男としては、そのあらゆる価値基準を満たす存在を目指す必要がある。

やはり常に男磨きを怠ってはいけないのである。明日も筋トレへ行こう。


さらに、その授業では、なぜ男にマザコンが多いのかについても議論していた。結論は忘れしまった。気になる。

記事を書いているうちに、とりとめのない内容になってきたので、この辺で。

とにかく言いたいことは、大学の授業は真面目に聴くと面白いこともあるので、出来るだけ前向きに参加することをお勧めする。

では。



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