上位の落ちこぼれか下位のトップか自分の立ち位置はどこがいいかな
勉強でも仕事でも頑張って上位グループに入ろうと頑張る。
でも努力してもどうしても敵わない人がいる。
上位グループのトップに立つのはほんの一握りだ。
だからせっかく苦労して上位に入っても、劣等感を感じて生きていく人と、下位グループでもいいからトップに君臨するの人では、どちらが有意義な人生を歩むだろうか。
人それぞれ価値観が違うし、どちらのグループも気を許せる友人がいるなどの条件によって答えは変わるだろう。
もし選ぶことが出来る恵まれた環境ならば、僕は下位グループでトップに君臨している方が好みだ。
ゲームなんかの選択肢で友情、強さ、名声の選択肢があれば僕は名声を選ぶタイプだ。
子どもの頃は名声より力を求めるパワータイプで「攻撃は最大の防御」という言葉が大好きだった。新しい街では防具よりも武器を優先して買うぐらいに。
そんな僕も大人になると名声や人望というモノに惹かれるようになる。
この欲望を満たすには、下位グループであろうともトップに君臨している方が幸せなのだ。
人によっては、能力を隠しNo.2に甘んじて裏からコントロールするのが好きという変態もいるだろう。
僕にはそんな狡猾で変態な部下はいらない。
精鋭部隊じゃなくてもいいから、僕の悪口を言わないメンバーに囲まれていたい。
グループの人数が増える程、それは難しくなる。
これは仕方がない。
こうなってくるとトップよりも安全地帯のNo.2が1番利口のように見える。
1番有能なのは、上位グループのNo.2だな。
1番になれるが、敢えてそうはせず、影から支え尽力する。
かっこいい。
よし、これを目指そう。
有能なNo.2に俺はなる!
そして組織を裏から支配するのだ。
え?支配してどうするのって?
そんなの支配したことがないからわからないよ。
支配してからじっくり考えるとしよう。
いやでも実際に組織を支配できたとして、だから何をするもんなんだろう。
そもそも支配ってなに?
どういう状況?
この平和な時代に支配することに大きな意味はない。
みんな組織に属していなくても平気な個人主義の人も増えた。
だからトップとかはだれもなりたくないし、支配をしたくもされたくもないのだ。
つまらん。
つまらん世の中だ。
僕はそんなつまらん世の中でNo.2を目指す。
目的はとくにない。
ただ誰かに支配され搾取されるのは漠然と嫌だ。
ヒエラルキーの階段を駆け上がれ!
ではまた。