ぱんつくったことある?
小学生の時ってしょーもない遊びがいっぱいあったよね。
今の小学生も嗜んでいるんだろうか。
10回クイズは誰しもが通る道だよね。
ピザって10回言ってみて。
「ピザピザピザピザピザ…」
じゃここは?
といいながら肘を指さす。
ここで釣られて「膝!」と答えたら負け。
ブブー!肘でしたー!
と笑われる。
発音の似た言葉を沢山言われた後にそれっぽいことを言わせようとして答えは全然違う。
なんて高度な遊びなんだ。
まさに文明人の遊び。
これを子どもが平然と行っているのだから驚かされる。
まぁメカニズムがわからないまま間違ってしまうのが 面白さなんだろうけれど。
さてこの10回クイズのような子どもの遊びを大人同士でやったらどうなるのか。
それは「答える側の大喜利力」が試されるのだ。
これは恐ろしい。
だってみんなルールも答えもわかっている。
ここでピザと言っても肘と言っても膝と言っても何だか微妙な空気が流れるだろう。
ほんと大人ってのは面倒くさいね。
でも安心して。
僕が適切な回答を教えてあげる。
要は「いやそうはならんやろ」ということを答えればいいのだ。
でもまったく無関係な事を言ってもピンとこない。
だから大きな声で「ピッツァ!」と本場の発音で言ってやろう。
ドヤ顔で。
いや今まで普通にピザって言ってましたやん。
いや身体の部位を答えろって言ってますやん。
どうしてそうなった。
そんなツッコミをもらえれば完璧だ。
あとは肘にピザのタトゥーでもいれておけば言う事無し。
「ほらピッツァあるでしょ」
と論破出来る。
まぁそこまで身体を張るかどうかは自己責任で頼むよ。
大人になってからの子どもの遊びは嫌〜な空気になることがわかったと思う。
あと注意が必要なのはセクハラになってしまう可能性もあるということ。
世間には「純真無垢で可憐で清楚で真面目な奥様」がいらっしゃるらしい。
そんな奥様に「ぱんつくったことある?」と聞いたが最後 あなたは社会的に抹殺される。
可憐な奥様はきっとパンのひとつやふたつ作ったことがある可能性が高い。
清楚な奥様はきっと言うだろう。
「ありますよ。案外簡単で こないだホームベーカリーを…」と世間話が始まろうとする。
そこであなたは言う
「えっ!パンツ喰ったことあるんですか!?」
と。
はい。
もうこの冷めた空気を回復させることは不可能。
セクハラをする空気の読めない大バカ者として周囲から浮くことになる。
だから子どもの遊びを大人空間に持ち込んではいけないよ。
それに
「実際にパンツを喰ったことのある人」に出くわした時
たぶんなんとも言えない不穏な空気がながれることだろう。
もう今まで通り接することは難しい。
だってパンツ喰っちゃう人はちょっとおかしい人だと思う。
パンツは身に付けるものだもの。
仲良くしていた人が実はパンツ喰いだったら戦慄してしまう。
でも顔も見たことながないこの特殊なnote空間なら聞いてもいいかも。
「ねぇぱんつくったことある?」
え?
ある?
う〜ん。
それは困った。
パンツを喰ったことがあるということはだ。
パンはパンでも食べられないパンは?
というナゾナゾで「パンツ!」と答えられないじゃないか。
だって食べられるんだから。
え?
答えは「フライパン」だって?
どうやら僕は別の世界線に迷い込んだみたいだ。
僕の世界じゃ揚げパンって食べられるもんね。
ではまた。
次回予告(ウソ)
「純真無垢で可憐で清楚で真面目な奥様はウソの味」
の巻き。