マッスルメモリーを呼び起こせ
半年ぐらい前まで宅トレに励んでいた。
ダンベルと自重でのウエイトトレーニング。
糖質制限を始めてから、時間やスペースがないこと、暑くてしんどいということを言い訳に、アイソメトリックス(静的筋トレ)をして楽していた。
アイソメトリックスだけでもある程度筋肉を維持することができると考えていたからだ。
あと時間も場所もとらなず、入浴中にもできるのが最高。
でも静的とかいいながらかなりしんどい。
全身がプルプルする。
やる前には気合を入れる必要がある。
コンディションが悪いと、力がうまく入らず効果が薄いように感じる。
そんなトレーニング生活をしばらく続けていると、周囲から「ちいさくなった」と言われるようになった。
糖質制限で体重が減ったことに起因していると思うのだが、自分でも筋量は減ったように感じている。
くやしい。
でもダンベルはベッドの下に封印され、ほこりと友達になっている。
引っぱり出すのはちょっと面倒くさい。
でもエキセントリック(動的筋トレ)も再開しなくてはと思い立ち、取り合えず腕立て伏せから始めることにした。
セット数などは決めず、できなくなるまで行う。
腕立て伏せも場所を取らず、多くの筋肉を鍛えることができる効率のいいトレーニングだ。
タンパク質は日ごろから鶏むね肉と納豆から摂取しているので、追加でプロテイン等はしていない。
久々の筋肉痛が辛い。
過去に筋トレの勉強をしている時にマッスルメモリーなる言葉を聞いた。
一度鍛えられた筋肉は筋トレをやめて小さくなっても、その筋量を覚えていて、ゼロからトレーニングをする人よりも同じ筋量に発達するまでが早いという。
元に戻るのが早いということで、筋肉が以前のことを覚えているかのようで、マッスルメモリー。
ほんまかいな。
なんて都合のいい機能。
でもありがたい機能だ。
さぁマッスルメモリーよ起動せよ!
すこしの労力で筋肥大だ。
少しでもいいので、筋トレをしてタンパク質を摂取して、よく寝る。
これで身も心も健康に。
そして来年の夏にまた休止するまでメモリーを貯めていこう。
筋トレはすればするほど、メモリーがたまるのなら、しない手はない。
NHKの筋肉おじさんがよく「筋肉は裏切らない」と言っているが、こういうことを言っているのだろう。
すればするだけ、なにかしらプラスになる。
怪我をしないように気を付けながら。
さぁ今日も筋肉痛にならない程度に腕立て伏せをして、風呂場でアイソメトリックスにいそしもう。
ではまた。