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エッセイの書き方忘れた
エッセイを600日以上も毎日投稿してきた僕。
最近はショートショートばかり投稿している僕。
エッセイとショートショートの両立はかなり難しいとやってみてわかった。
noteをはじめた時、将来的には小説を書きたいと思っていた。
でも もし全然読まれなかったら? と思うと怖くてこわくてエッセイに逃げた。
エッセイは良い。
自分の心のうちを文字にすればいいのだから。
世の中の疑問を突っついたり 文句を言えばいいのだ。
そんな風に思っていた。
無限に書けるやんコレ。
初心者は絶対にエッセイ書くべきやろ。
どこかでこんな事を書いた気もする。
「慣れ」とは怖いものでエッセイに慣れると物語を書こうという気がなくなっていった。
物語を書きたくてnoteをはじめたはずなのに。
そして毎日投稿は600日を超えた。
僕は600もの世間や自分へのツッコミを世の中に送り続けてきた。
だってそれが一番簡単だと思っていたから。
でも違った。
エッセイはテーマを見つけるのが案外難しい。
なんでも書いて良い。
これは聞こえはいいが幅が広すぎて実は難しい。
それに事実の羅列や、ただ文句を言うだけでは面白くもなんともない。
ユーモアが必要不可欠。
これがエッセイ最大の難関。
何気無い日常をユーモラスに描写する。
ムズい。
テーマを探す→深堀する→ユーモアをぶっこむ→オチをつける。
ムズい。
どれぐらいムズいかと言うと「日本人が英語で般若心経を唱える」ぐらいムズい。
↑これが今日のエッセイのユーモアの部分ね。
え?
ユーモアを履き違えてるって?
チッチッチ。
そんなもんは言ったもん勝ちなのだ。
文句があるなら正真正銘のユーモアってやつを見せてみな!
まぁちょっと取り乱しだが、とにかくムズいのだ。
では物語はどうか。
すごく書きやすい。
簡単なわけじゃない。
書きやすいんだ。
エッセイは既存のテーマをいじくり倒す。
それに対して物語は全て自分勝手に創作できる。
自由度が桁違い。
何を書いても良い。
どんな設定でも良い。
最高じゃないか。
エッセイは「ふぅ沢山書いたな…」って思っても1000文字ちょっとぐらい。
物語は「ふぅ中盤ぐらいかな…」で1000文字を軽く超えることがしばしば。
短くするのに苦心するぐらいだ。
書きやすい。
そんな書きやすいショートショートばかり書いていると?
そうエッセイが書けなくなった。
急にエッセイが難しいと感じる。
600回も書いてきた自分がウソのように。
書き方を忘れてしまった。
このエッセイも書きながら「あれ、僕のエッセイってこんなんだっけ?」ってなってる。
僕のハートフルユーモラスエッセイを楽しみにしている人が沢山いるのに。たぶん。
最近、ショートショートばっかりやん つまらん。
って思っている人がいるかも。知らんけど。
今は脳みそがショートショートの回路になってる。
今の脳みそなら、このエッセイをここからショートショートに切り替えられると思う。
でも今日はエッセイとして完結させたい。
さぁ今後はエッセイかショートショートか。
はたまた両立か。
あるいはどっちも捨てて別のジャンルを書き始めるか。
この答えを導くには「書く目的」をハッキリさせる必要がある。
僕の書く目的。
それは「誰かの暇をつぶすため 」だ。
誰かの暇をつぶすというのは「その人の貴重な時間を僕が作った物で奪う」ということ。
ゾクゾクするでしょう?
僕が暇時間を使って作成した記事で、誰かの暇時間を奪う。
僕は「時間泥棒」になりたいのかも。
あなたのお時間ちょうだいします。
それなら文字数が多いショートショートを量産する方が効果的だな。
でも僕は全てのファンに媚びるためにエッセイもショートショートも書く事にする。
さぁ時間泥棒のショータイムだ。
毎晩あなたの3分を奪いに参上する。
我が物語の中で眠るがいい。
え?
ちょっと何言ってるかわからないって?
エッセイってヤツはそういうモノさ。
ではまた。
次回予告(ウソ)
「盗んだ時間でムフフなことを企む」
の巻き。