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毎日投稿でクリエイターが狂戦士と化す

noteには一定数の「毎日投稿症候群シンドロームに罹患しているクリエイターがいる。

これはnoteの運営さんが毎日投稿数をカウントしてくれるから発生している。

別に毎日投稿してもnote運営さんが何かご褒美をくれるわけではない。

なんならサーバーを圧迫するからやめて欲しいとさえ思っているかもしれない。

でもやめられない。
誰からも頼まれていないのに。


毎日投稿は己との闘い。
ないネタを絞り出すクリエイター。
出し尽くしては すぐに途方に暮れる。

ないなら読書などで探すしかないとインプットの旅へ。
そして付け焼き刃のよくわからん記事が完成する。

書籍を100倍ぐらいに希釈したような記事が。

薄くて元の味がわからない。
だから逆にオリジナルとも言える。

でもそれを責めてはいけない。
だってみんな趣味でやっているのだから。


その希釈された内容情報にどれだけ自分ユーモアを入れることができるのか。

そこが大事。

わざわざnoteで無名クリエイターの記事を読む。

そこには有益な情報は望まない。
(あるに越したことはない)

自分からは探しにいかないネタを偶然拾ったり 他のSNSでは読めないそのクリエイター個人の見解を読みたいのだ。

だから情報だけの記事はテンションが上がらない。

クリエイターのユーモアが乗っていないと最後まで読めない。

そして毎日投稿症候群シンドロームに罹患するとこのユーモアが抜け落ちる。

投稿することに必死だからだ。


しかし たまーにそんな毎日投稿症候群シンドロームを克服するクリエイターが現れる。

彼らは毎日投稿症候群シンドロームを自らの力に変えて記事を書く。

元の目的など忘れて毎日投稿することを生業なりわいとする。

まさにバーサーカー狂戦士状態だ。


誰にもとめることは出来ない。

とめる必要もないのだ。

中には「毎日投稿はやめたほうがいい」というアドバイスもある。

僕もそう思う。

毎日投稿は言うまでもなく かなり大変なのだから。


でもそれは万人向けのアドバイスではない。

尻を叩かれないと頑張れない投稿できない人種は一定数いるのだ。

そう 僕のように。

毎日投稿は僕の尻を程よく叩いてくれる。
痛すぎず優しすぎず ええ塩梅に。

毎日投稿で焦らされたからこそ生まれた名作もある。

著名な作家も「もうあの頃のような物語は書けない」と過去を振り返って言っている。

すなわち「今この瞬間に書く」こと。

これが重要なのだ。


ネタを温めていても仕方がない。

出して出してブラッシュアップだ。

毎日投稿をやめてじっくり書いたからといって面白く奇抜な発想がでるとは限らない。

追い込まれたからこそ出る うまい言い回しというものがある。

決して狙って出せないような力がでることがあるのだ。


脳みそとは天邪鬼なヤツで「面白いことを書くぞ」と意気込むとてんでダメ。

だから毎日投稿ならハズレ回もあるのも事実。

しかしその分アタリ回が出る確率もあがる。


一年後 両者を比べた時 その差はどうなっているか。

僕は毎日投稿症候群シンドローム患者の方が面白いものを書いていると思う。

なにせ書くネタは日々消耗されて洗練されていくのだから。


さぁ毎日投稿で悩んでいるそこのあなた。

毎日投稿するメリットは確実にある。

あなたの記事を毎日読むことを楽しみにしている人がひとりはいる。

僕の記事は毎日100万人が読んでいる(潜在読者含む)から気が抜けない。

でも自分らしさを忘れずにユーモアを発揮したい。

ユーモアを磨きたい。
ユーモアになりたい。


そして誰かの暇な時間を有意義なひとときにできたらなら。

僕の勝ち。


日々そう思って記事を書いている。


さぁ恐れずに短文でもつぶやきでも良い。

毎日投稿するのだ!


え?

この記事にはユーモアが足りない?

フフフ。

さっき言ったよね。

ハズレ回もあるって。


残念だったな!

ここまで読んだのにこれはハズレ回だったのだ。





いやまて。

まだここから巻き返しができるかもしれない。


ユーモアスイッチ…オン!

まじめセンサー…オフライン!

執筆意欲…フラット!






ダメだ。

もうこれ以上書けない。


なぜかって?

毎日投稿だからそろそろ投稿しないといけないんだもの。


でもさ。

この記事内容を数日掛けて完成させても たかが知れていると思わない?

劇的に面白くなるかな?

僕にそんな先見の明はない。


ならばこの状態で投稿するべし。

100万人の読者(希望的観測)へ向けて。


ちなみに僕は毎日投稿症候群シンドロームを克服したゴリゴリのバーサーカークリエイターだ。

今日の投稿で毎日投稿530日らしい。

アホやな。

ひとつの記事を2分程度で読んだとしても1060分で約17時間は暇つぶしできるよ。

おひとついかが?


ではまた。

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