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子どもの健康を考える 気分はマッドサイエンティスト

一般市民の間でも健康リテラシーが高まっている。
僕も高めたいと思っている。

でも世の中には健康に関する情報が氾濫している。

どうやって正しい情報を得るのか。
自分の身体で試してその正しさを確かめるしかない。

これは相当難しい作業だ。

大海大量の情報から財宝当たりをサルベージするようなもの。

色々と同時に試すことになるから結局はどれが当たりなのか判断がつかない。

そして 子どものというのはさらに難しい。

だいたいの情報は大人をターゲットにしている。

大人ならいいけれど、育ち盛りの子どもにはちょっとね。臓器が未熟だからあんまりよくないよね。

そんな記述もよく見る。
たしかにそうかも。

何が正しいのか試すしかない。
でも気軽には試せない。

しかも、試してみてその合否がわかるのは何年も先。
そこで失敗だったな〜となっても取り返しがつかない。

失敗は許されない。

さらに 仮に〇〇は健康にすこぶる良いよと言われても 子どもがそれを受け入れてくれるかどうかはわからない。

子どもの健康というのは異常に難易度が高い。


ノーミスでフルコンボはたぶん無理。

100人も育てればフルコンボできるかもだけど。

だから完璧を求めてはいけない。
きっとイライラするから。
ほどほどに。

次に子ども健康問題で立ち塞がるのが、古い健康リテラシーを妄信している人たちだ。

そういう人がひとりでも周囲にいるとうるさい。

でも対立してもはじまらない。
理論武装して新しいリテラシーを理解してもらうしかない。

やれやれ。

面倒くさいことこのうえない。

ここまで苦労して周囲の理解を得ても その努力は無に帰す可能性が高い。

なぜなら子どもは親元を離れると好き勝手にするからだ。

あなたも経験があることと思う。
親元を離れた途端、体重が激増したり体調を崩したりしただろう。

え?
おまえと一緒にするな?
ふっふっふっ。
それが一緒なんだなぁ。

人は痛い目をみないと学べない生き物。


これは僕もあなたも一緒だ。

親がうるさくアレコレいうから仕方なく付き合っていたけれど、成人して独り立ちしたらそんな義理はない。

結局は自分の健康を守れるのは自分だけなのだ。

だから子どものうちから健康を押し付けるのではなく リテラシーを高めることが求められる。

で、はじめに戻るけどそれが難しい。

これからの子どもは困ったらAIになんでも相談する世代になるだろうから 自らリテラシーを高める必要性は薄いのかな。

でもリテラシーがないと AIが言っていることが正しいかどうか判断できない。

やはり必要だ。

とにかくまずは僕が勉強するしかない。
科学的に裏打ちされた健康リテラシーを。

論文を読む能力がないので本を読む。
読んで読んで比べる。
そして試す。

結局は人体実験になる。

なんだかマッドサイエンティストになった気分。


悪くない。

悪の科学者の方が技術力が高い場合が多い。

バイキンマンとかね。

はやく勉強しないと子どもが大人になっちゃう。
のんびりエッセイたわごとを書いている場合ではない。

というわけでこのへんで。

ではまた。

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