オフザケシリアスライターのお気持ち表明
noteを始めて長い年月が流れた。
自己紹介記事に登場する子どもの年齢が当時のまま取り残されている。
僕は物語を書きたくてnoteを始めたのだ。
しかし現在はどうだろう。
謎のエッセイを量産する変なおじさんとして一部のマニアから認知されている。
これは喜ばしいことだ。
だが 違う。
僕は物語を書きたいんだ。
この気持ちは消える事がなく燻り 下書きにはいくつか物語のようなものが溜まっている。
僕はそれらを見て落ち込む。
え?
そんなに出来が悪いのかって?
まぁそれは自分ではわからない。
でも はっきりと自分でも判断できる部分がある。
それは
ハッピーエンドがない
ということ。
なんてこった。
普段は博愛主義でエッセイでも人を傷つけるようなことは一切しない善良なnoteクリエイターのはずなのに。
書く物語はどれも不思議で意味不明で残酷だ。
これはどうしてなのか。
簡単だ。
根性が腐っているのだ。
えらいこっちゃ。
シンプルな物語じゃ満足できないのだ。
誰かの暇を潰すという大義名分を背負った僕のエッセイは 一応人を暗澹たる気持ちにさせる事はないだろう。
でも僕の書く物語にはその反動が見事に出ている。
僕は「爽やかクレバーメガネ」という印象を崩したくないから投稿できない。
そして悶々とする日々。
でも今朝イレギュラーな投稿をしてしまった。
思いつきの物語を寝ぼけた頭でソーレという感じでnoteに放り投げた。
もちろんハッピーエンドではない。
ひとつ物語を投稿してしまえば もうこっちのもんよ。
これからは定期的に物語も投稿して 読者には暗澹たる気持ちを味わってもらうとしよう。
フフフ。
殻を破って新な一面を見せる時がきた。
今まではオフザケコミカルエッセイストとして名声を欲しいままにしてきたが、これからはオフザケシリアスライターとしても活躍していこうと思う。
コミカルとシリアスを行き来する僕の精神は確実に蝕まれるだろう。
それが作品にどう影響するのか楽しみだ。
それにやっぱり人に見てもらわないと書こうというエンジンがかからない。
ついつい「エッセイを書かないとね~」とサボってしまう。
スキがつかなくてもいい。
とにかく投稿して数をこなして物語作成の精度 練度を上げる。
初期の頃に比べてエッセイの精度は中々上がったんじゃないだろうか。
え?
自己評価高すぎウザイ?
ムムム。
まぁたしかに謙虚な姿勢というのは大切かもしれない。
しかし この電脳空間では 謙虚は毒にも薬にもならぬ。
だから僕はこう言うだろう。
「俺の物語を読んで震えて眠れ」
と。
はい。
ウソです。
無駄にハードルを上げるゲームをひとりで楽しんでいるだけです。
本気にしないでください。
気軽に読んでください。お願いします。
情緒がわからなくなってきた。
物語を書くのはエッセイを書くよりも3倍は時間が掛る。
そのくせバッドエンドなんだぜ。
笑っちまうよ。
ハハッ。
まぁとにかく。
物語でもちゃんとオフザケは忘れないようにしたい。
まずはショートショートを量産していこうかな。
長編を書く体力はまだない。
書く体力とは超変な言い回しだけど。
それに話しを書く時にはエッセイと切り離した方がいいんだろうか。
悩ましいぜ。
とにかく
僕はこれからもあなたの暇を潰す。
暇がないっていう人は暇を作って潰しに来てね。
ではまた。
次回予告(ウソ)
「コミカルとシリアス混ぜるな危険」
の巻き。