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眠る直前にくるアイツ
日々noteに記事を投稿しているクリエイターの諸君。
その素晴らしいネタやアイデアはいつ思いつく?
入浴中 うんち中 移動中人それぞれ閃きやすいタイミングがあると思う。
慣れてくればそれを狙って閃きにいくことができる。
それが毎日投稿をこなす必須スキル。
でも僕は眠りにつく直前に閃くことが多い。
これは困る。
眠りに抗えば翌日の育児 仕事に支障がでる。
でも眠ってしまえば全ては忘却の彼方へ。
だから僕は眠りを穏やかに抑え込み 半分眠りながら下書きを綴る。
これが楽しい。
なぜって。
翌日 下書きを書いた事を忘れていることがあるからだ。
我ながらアホだと思う。
あー今日もそろそろ記事を書き始めないとなぁと寝る前に下書きを見ると。
あれ?こんな下書き書いたっけ?となる。
不思議。
もうひとり僕がいるのか?
現実の僕と 虚構のぜんけい。
ちょっと怖い。
そして下書きを読んでみると。
たしかに僕が書きそうな文章だ。
あーそういえば書いたね。
うんうん。
書いた書いた。
面白い。
ナイスアイデア。
さすが僕。
うん。
即採用。
そして少し手直しして投稿する。
なんだか儲けた感じ。
昨日の僕グッジョブ。
毎日投稿を重ねるとこういう技が身に付くらしい。
無意識にアイデアを考え 無意識に下書きに残す。
中にはキモいと思うひともいるだろう。
僕もそう思う。
でもこのキモさがないと とても毎日投稿はままならない。
おっと でもただ寝る直前の時間が待っていてもだめだよ。
常日頃からネタになる事を探したり考えたりしているから寝る直前に統合されて記事として具現化するんだから。
もちろん読書などのインプットも忘れない。
ちなみにこの記事はバッチリお目覚めの状態で書いている。
今日も寝る前にアイツは来るだろうか。
なんだかとても仲の良い友達みたいだ。
きっと彼がぜんけいなんだろう。
いつの間にか別の人格として頭の中で暮らしているらしい。
家賃もらわないとな。
僕の思考領域を使っているんだから。
最近食べる量が増えたのもきっとそのせいだな。
ん?
ちょっとまって。
僕 乗っ取られないよね。
少し怖くなってきた。
今思考しているのは僕かぜんけいか。
わからなくなる。
ここでこれを読んでいるあなたに相談がある。
僕がへんな記事を上げ始めたら乗っ取られているかもしれない。
なんとかして僕を目覚めさせて欲しい。
方法はわからない。
僕の思念はそう簡単には消えないはずだ。
僕は頭の中であなたの助けを待っている。
え?
いつも意味不明なエッセイだから見分けがつかない?
うそ…だろ…。
もうすでに乗っ取られている可能性があるってことか。
ならば仕方がない。
僕はぜんけいとして生きていくしかない。
いや そもそも 僕 とはいったい誰だ。
このアカウントははじめからぜんけいという名前で活動しているじゃないか。
あぶねぇ 僕 に侵食されるところだったよ。
でももう安心だ。
僕は消えた。
では これからもかわらずにエッセイを投稿しくとしよう。
フフフ。
次回予告
「ぜんけい この身体は俺のモノ」
の巻き。