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“スマホが出てこないことで生まれるエモさ”を目指したBL小説登場キャラの足跡をめぐる記事
追記:Jガーデン56という同人イベントにも参加します。
2024年9月23日 東京ビッグサイトです。
https://www.jgarden.jp/html/panf.html
よかったら遊びに来てね。
2024.5.19(sun)
文学フリマ東京38に出店するので、新作本の紹介です。
当日は第二展示場の【くー38】におります。
二人の高校生の青春BLストーリーになってます。よりエモさを出すため、作中からスマホを無くしました。そういう距離があるほうが、もどかしさや“想い”の点でいい表現ができるかなと思ったからです。
片想いの基本は「あの人、いまごろなにしてるんだろー」です。石川梨華ちゃんがザ☆ピースで歌ってるから間違いないです。
想いを馳せる時間が気持ち(愛)を育むと作者は思ってるので、敢えてスマホ類は消しました。さてhirihiriはこんなお話です。
夏焼海斗は明るく元気な高校三年生。学校が大好きなクラスの人気者。
いつもしっとり憂鬱げな冬川霜介は、ある理由から夏焼がちょっと苦手だった。
まったく接点のない二人だが、ヤンキーに絡まれた冬川を夏焼が助けたことをきっかけに、次第に仲を深めていく。
”理由はないけど想い合える”
ヒリヒリしてホッコリして、優しい気持ちになれる札幌が舞台の青春ストーリー。
読みおわったらきっと、ふたりに会いたくなる。
こちらの作品は、作者の出身地、札幌を舞台にした高校生の青春ストーリーになっています。
今年の2月に、登場するロケーションまで実際に行ってきたので、当記事では写真と一緒に、キャラクターが巡った場所を紹介していこうと思います。
※作中には一部実際と異なる表現をしている場所もあります。
ぜひ本を手に取っていただいて、お話も札幌の街も楽しんでいただきたいと思い、この記事を書きました。「この場所にいたのかー」と思うとエモさ倍増すること間違いなし。
札幌観光におすすめのカフェ情報もあります。
じゃ、いくよ~!
まずは【北13条東駅】
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いきなりローカル!!
冒頭で夏焼くんは坂道を走ってるのですが、実際は平地です。坂道走ってるほうが高校青春ぽいので坂道にしました。
出口すぐのところに夏焼くんがよく行くコンビニがある。しょっちゅうアイス買って食べながら帰っていることでしょう。
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青春の舞台【学園前】へ
夏焼くんたちが通う北新高校がある設定の学園前。実際は作者の母校、北海学園がある。
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改札を出ると、夏焼くんが駆け上がった階段がある。朝からよっぽど元気な模様。
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自動ドアの向こうはもう学校施設。高校と大学の校舎が並んでるよ。
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すすきの付近【王将の前】
とある出来事でショックを受けた夏焼くんが歩いてた道がここ。大通りに向かって歩いていると、偶然に冬川君の姉とすれ違います。
画像見切れてますが、王将左となりにホールステアーズエスプレッソバーGIGという宮越屋系列の落ち着いたカフェがあります。おすすめです。
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大通り地下の【びっくりドンキー】
夏焼くんたちが学校帰りに寄っていたお店。ここで6人でおしゃべりしています。真上が大通公園になってます。この近くにサンドイッチの”さえら”があります。何もかも美味しいです。
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川沿いの【クィクリー】
今作ヒリヒリと、冬がメインの書き下ろしシンシンを収録しているのですが、シンシンに出てくるタピオカドリンク店です。
夏焼くんはここに寄り道し、ミルクティーを買って一息ついてました。
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私は今回、数十年ぶりにやって来れて、限定のジンジャーミルクティーにしてみました。すっごいスパイシーで美味しかったです。タピオカももちもち。
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観光名所【大通公園】2丁目
冬のシーンで、夏焼くんたちが雪遊びをしていた場所がここ。雪まつり後はこんな開けた感じで写真撮ったり雪だるま作ったりしてる人がたくさんいました。冬に札幌観光するなら雪まつり後が落ち着いていていいと思います。
ここから少し移動した創成スクエアに入っているモリヒコのコーヒーはとても美味しいですよ。
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おまけ
こんな感じで写真とともに紹介させていただきました。非常にローカルな情報だと思いますので「へー、札幌って時計台だけじゃないんだ~」と思っていただければと思います。
本には出てこないけど、新しく発見した場所がこちら。
北13条東でみかけた焙煎所。コーヒーやドリップカフェ、豆の販売をしてました。美味しかったから札幌帰ったらまた訪れたいです。
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そして忘れちゃならないのがhirihiriのスープカレー。
作品タイトルの元ネタのお店。ヒリヒリ。
なんで今作がヒリヒリというタイトルなのかというと、
スープカレー食べたい➡都内にはスアゲがあるけどヒリヒリないな➡ヒリヒリって響きなんかいいな➡熱い、焦り、焦燥、みたいな➡最近BLが身近になったなぁ➡書いてみようかな
…から始まったので、それならタイトルもヒリヒリにしようと。
そんな単純な理由でした。
せっかくならとヒリヒリのスープカレーを。ここも久しぶりでした。如何せん東京に無いので。この揚げたブロッコリーが特徴です。見えてませんね。スープはまったり系。やっぱり美味しかったです。
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こんな感じで紹介させてもらいました。
本は2024.5.19の文学フリマ38で出品します。
巻末に、ここで紹介した場所の手作り簡易マップも載せてるので、作品と合わせて楽しんでほしいです。
表紙絵は、SFシリーズでイラストをお願いしているハルサカ様にお願いしました。なんと尊い夏焼くんでしょうか。ありがとうございます。
本の詳細
『hiri hiri』
収録
・hirihiri
・shinshin
BL(全年齢) 140ページ 文庫
2024/1発行
下記リンクで冒頭サンプルが読めるよ!
ではでは。
会場でお待ちしております。この新刊と既刊のSFアクションも用意しますよ。
文学フリマの詳細は以下より。
※今年から入場料がかかります。前もってのチケット購入をおすすめします!
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