減量されたスティックの形した紅茶のオレが増量中
うちの妻がお気に入りで
何年間も朝食に欠かさず
愛飲している
粉末をお湯で溶かして飲む
スティック状にパッケージしてある
紅茶のオレ
毎月、買っているこの商品を
ドラッグストアで見かけた時
値段が同じなのに
3本増量中
と大きく書かれていた
これはお得!
ラッキーだと手にした時
表記に違和感を感じた
なんと、
今まで1箱30本入
だったのに
1箱27本+3本増量中
となっていたのだ
3本増量中と
大きく書いてありながら
今までと変わらない30本だった事と
これからは1箱27本入で
購入しなければいけない事に
何とも言えない切なさが
つまりはおよそ10%の減量…
ここにも相対的な値上げの波が…
どうやら
戦争が起きてしまった事とか
円安が進んでしまっている事とか
そんな事が原因で
日本の企業で製造コストが
上がってしまっているらしい
日本のあらゆる産業が
値上げを余儀なくされている
この商品もやむを得ず
値上げをしないで
本数を減らす事を選んだのだろう
消費者としては悲しいが
しょうがない
そんな話を夫婦でしていた。
それから数日が過ぎて
妻が私に言う
「あの〝紅茶のオレ〟って
スティック1本の
粉末の量が減ってるのに
注ぐお湯の量は同じなの
それおかしくねww」
と笑いながら話してくれた
ん、本数じゃなくて
粉末が少なくなってるの?
ホントに?
確認してみると
確かに小さい表記だが
1本10gから9.5g
に変更されていた
こんなの誰も気づかないじゃん
こんなのサイレント修正じゃん
細かい事だけど、1箱で
300g(10g ×30本)から
256.5g(9.5g ×27本)
に変更じゃん
これは10%の減量じゃないやん
およそ15%の
サイレント減量だったんじゃん
と素直に思った。
しかしそうなると
①紅茶の味が薄くなる
②粉末の中身が変更されている
のどちらかの変化が
起きているはずである
ホームページに変更がある旨が
書いてあるに違いない。
早速、検索して確認する
するとその商品パッケージの隣に
〝新商品〟
の文字が!
こ、これは⁉︎
今までの商品が
〝ダウングレード〟
したわけではない!
これが
〝新商品として発売された〟
だけだ!
という事なのか
こ、こんな事が⁉︎
もちろん
リニューアルとか
味が薄くなったとか
中身が変わったとか
そんな記載はない
ただただ
〝新商品〟
なのだ
にしてはパッケージデザインは
ほぼそのままで
本数や成分等のあらゆる数字だけ
変わっているだけだ
新商品であるとするなら
見た目が同じなのに中身の違う
2つの商品を入れ替えて
同じ棚で販売するなんて
消費者を騙しているのではないか‼︎
そんな事が許されるのか⁉︎
と、思ってしまう
とはいえ妻は変わらず
美味しそうに飲んでいるし
まだしばらくは
買い続けるだろう
今回はたまたま
目に止まったから
気になっただけで
世の中には
サイレント修正っぽい物は
たくさんあって
きっと当たり前の事なのだ
それでも価値のあるものは
売れるのだろう