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🎵初恋と、🎵First Love

好きだよと言えずに 初恋は
振り小細工のこころ
放課後の校庭を 走る君がいた
遠くで 僕は いつでも君を
さがしてた

浅い夢だから 胸をはなれない
(村下孝蔵🎵初恋)

1983年2月に発売された、村下孝蔵さんの歌です。私は、学生の頃で、ネットもCDもまだ、ない時代でした。当時は、深夜ラジオが流行っていて、私も夜の寝床で、枕元に赤いラジカセを置いて、ラジオ番組を聴いていました。

毎日、当時のJPOPのランキング曲を流す番組があり、突然、ラジオからミディアムテンポの、優しい雨みたいな曲が、村下孝蔵さんの🎵初恋でした。 最初に聴いた時の、切ないフレーズと、優しいメロディは、感激と静かな驚き❗でした。「今の、私の気持ちに(学校生活)にぴったりだ」と。

私は、当時、ソフトボール部で、
毎日グラウンド(校庭)で、練習していました。そして、同じソフトボール部の男子キャプテンに、片思いしていました。
その学校には、なぜかグラウンドが2つあり、広い方を女子が、となりの空き地にある、
少し狭い方を男子の部活に使用していました。(女子部の顧問の先生の力)  部活の練習が終わると、必ず男子部員は、空き地から、広い校庭の隅に帰ってきました。

私は、いつも自分も同じソフトボールを投げながら、キャプテンの彼を遠くから、眺めていました。
ちなみに、私がソフトボール部に入ったのは、女子のカッコいい❗️先輩の姿に一目惚れしたからです。(彼では、ありません)

たまたま、同じクラスになり、たまたま、同じ部活になりましたが、ほとんど話したことはありません。彼は、頭も良く、ポジションはキャッチャーでした。また、生徒会の副会長もやるような人でしたが、いわゆる優等生タイプではなく、男子からも慕われるような人でした。(イケメンでもない)
ただ、穏やかで優しいが、芯の強い性格のようで、女子にもモテるというか。

そして、私は、卒業式の日に、
一大決心をして、最後に、
彼にお願いしに、行きました。「最後の記念に、握手してもらえませんか?」と、彼に言うと、
「いいよ。」と、満点の笑顔で握手してくれました。
これで、私の3年間の片思いは、
報われた❗️と思いました。

体育系女子の私は、見事に正面から当たり、バットで思い切り、
飛ばされたソフトボールのような
心境でしたが、風に乗れて、
満足でした。

1999年4月に、「初恋」をテーマにした、素晴らしい歌が発売されました。宇多田ヒカルさんの
🎵First Loveです。先日、宇多田ヒカルさんの、インタビューをTVで見ましたが、必ず先に曲を作り、
その曲に合わせた、歌詞を考えるそうです。さっと作るのではなく、試行錯誤して、最後まで、
細かいチェックをして、1つの歌を完成させます、とのこと。
天才のように、言われる宇多田さんが、まるで熟練の職人のように、歌を生み出すのだなあと、
感動しました。

🎵First Loveは、発売当時に、私は何回かカラオケで、歌いましたが、英語の発音の歌詞が、とても難しかった思い出があります。

歌詞は、10代の女の子(宇多田さん)が書いたとは、一見思えない内容ですが、初めて本当に、人を好きになった気持ちと、思いを寄せた人の姿を、いつまでも忘れない、切ない、少しさみしいがなつかしい、想いを唄い上げていて、
イントロから、涙がでます。

村下孝蔵さんは、すでに亡くなりましたが、ネットで今も音源を聴くことができるようになりました。彼の、爽やかな、柔らかい高音に今も、癒されます。

この2曲が、私にとっての
「初恋」の歌です。
皆さんの、「初恋」の歌は、何でしょうか。

最後に、宇多田ヒカルさんの、
私が一番好きな歌(バラード)を。

明日の今頃には あなたは
どこにいるんだろう
誰を思ってるんだろう

いつか 誰かと また恋に落ちても
I'll remember to love 
You taught me how

今は まだ悲しい  love song
新しい歌 歌えるまで
(宇多田ヒカル🎵First Love)


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