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【42日目】完璧な「今」しかない
1/31(金)
昨日、矢作直樹さんの『人は死なない』を読了。
事前にイメージしていたのとちょっと違った内容だったけど(勝手に、もっと科学的に死後の世界や輪廻転生を証明したりする本なのかと思っていた)、実際の臨床医が医療現場での経験を経て感じたことや、ご家族の死やご自身の事故などを通じて感じたことが、難しくない語り口で書かれていました。
実際のお医者さんが書いたということで、当時はセンセーショナルだったんだろうなぁと感じるし、いろんな声もあったんじゃないかなぁ。
私は矢作直樹さんがよく言う「中今(今この瞬間に生きる)」という言葉こそがまさに真理だと思っています。人間にできることなんて、それ以上もそれ以下もないと感じる。
そもそもこの世での人生の目的のひとつは、仕事、ボランティア、近所付き合い、家庭など、形や場を問わず、自分のできる利他行為をしていくことだと私は考えています。
この文に、「仕事」だけじゃなくて「近所付き合い」や「家庭」と入っていたことは、パート主婦としてはなんだかとてもニッコリしました。
大それたことを成し遂げなくても、自分の置かれた場所で、自分の生命に誠実に向き合い、全うすることが大切なんだと思います。
インフルエンザで、この数日ただただ休んでいますが(息子も登園停止で、私も具合悪いから、昨日も一昨日もゲームやらせっぱなしだし、YouTube見せっぱなしだし、ゼリーとかアイスとか食べられるものばっか食べさせっぱなし)、なんかもう、「全然それでいいや」って思いました。
なるべく楽に、心地良く過ごせれば、もういいんだ。身体がしんどいのは事実なんだから。こんな時に理想の子育ても栄養バランスも何も考えられないし、考えなくて良い。なるべく穏やかに時を過ごし、食べられるものを食べて、寝るだけ寝て、回復に専念する。
今回寝込んでいる間に「もう次元上昇も覚醒も右脳回帰も悟りも、どうでも良いや。もう、うんざりだ。今このままで良いんだ。今、何もかもが完璧なんだ」という気持ちがむくむくと湧き上がってきました。
誰に何を言われても、自分が「それでよし!」と思ってたら、それだけでいいんだ。未来への不安も期待も、過去への郷愁も悔恨も、全部全部捨ててしまえ。もう全部全部面倒臭い。
改めて、「今」に集中して生きようと思いました。熱でいい具合に脳がやられたのかもしれない。
【本日の記録】
①感謝したい出来事
→息子解熱!本日はずっと平熱。回復して嬉しい。良かった!ありがとう!
②家族の素敵なところ
→この数日、転がってばかりの母を責めることもなく、変わらず元気はつらつな娘が可愛いと思います。それで、息子も私が何も言ってないのに洗濯物を畳むの自発的に手伝ってくれました。優しい子たち!
③ラッキーやシンクロニシティ
→えーと、なんかあったかなぁ。ずっと部屋の中でくたばってたからなぁ。そうだな、猫とたくさん一緒に寝られたことは、ラッキーだったかな。