ドキドキの原因は自律神経?
自律神経が、活動的でエネルギッシュな交感神経と、リラックスに有効な副交感神経で構成されていることは、多くの人がご存じだと思います。
人が元気にはたらく日中は交感神経が活性化し、夜は副交感神経が優位になってリラックスして身心を休める。このふたつの神経がバランスよく動いてくれるからこそ、私たちは日々の暮らしを健康に営むことができるのですね。
では、あがったときにドキドキしたり大量の汗をかいたりすることに、自律神経はどのように影響しているのでしょうか。
ひと言でいえばそれは、人が防衛的になったときにセキュリティ機能が稼働して交感神経が活性化し、筋肉や血管が収縮した結果ドキドキや震えなど症状がでてしまうためです。緊張で胃腸の具合が悪くなるというのも、自律神経の瞬間的な乱れによるものですね。
その自律神経を支えているのが、多くの人が知っている体内時計です。
自律神経と体内時計は脳の視床下部というところに同居し、親時計は視床下部に、子時計は心臓や血管など抹消細胞に7つあることがこれまでに発見されています。
話し方教室セルフコンフィデンスで、最初のスピーチからドキドキせずに話すことができるのも、自律神経のはたらきや日本語が拍言語であることに注目し、あがり症を克服するための理論を構築したからなのです。
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