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【医師エッセイ】信長の野望 国盗り 頭脳バトル Nintendo DS  

 私は小学校4年生のときからファミコンにハマり。いや小学校2年生からゲームウオッチにハマった。
 隙を見つけてはゲーム。こんなに楽しいものはなかった。
ゲームは新しい文化なので児童精神科医によってもその功罪について意見が分かれる。
中学生になってからはPC88、MSX、MSX2、X1CS、PC98、SFC・・・。
 高校2年生のときには4日ほぼほほぼ徹夜してドラクエ4をクリアした。
何がそんなに楽しかったのだろうか? 達成感があるからだとか心理学者は言うが理由はそのときにも変わるだろう。
 でも達成感とゲームをやらないとやってらんなかった。
でも中高一貫校の進学校に通う私にはそれも許されなかった。
だから高校3年生の12月に自由登校になってからは死ぬほどゲームした。
だから大学受験に失敗した。浪人1年目の4月にみんなが大学に入学して初めて気づいた。ゲームが楽しくても現実世界は楽しくない。
 だから封印した。でもゲームを辞めたところで勉強時間が増えるわけがなかった。
 それから大学生になってシステムソフトの天下統一2やエルフソフトのドラゴンナイト1,2,3,4、ワーズワーズ、シャングリラ・・等々封印は何回かといた。
 でも久々。医師になりほぼ20年ぶりに信長の野望 国盗りバトルを始めた。自由度が高く、いろいろな武将を配下にして戦うことができる。
20年ぶりだから簡単にできそうなのを選んだ。これがハマった。
 大学受験に失敗したときの信長の野望覇王伝のようだ。
結局、何とか終盤にたどり着いたがなかなかうまくいかない。我慢して何度も同じステージをクリアして経験値を積んでもクリアできない。
 しかたなしに攻略サイトを見た。ゲームシステムを理解していなかったのだった。一瞬でコツを覚えてクリアしてしまった。
 楽しかった。やっぱりゲームはダメだね。ハマっちゃうよ。

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