子どもに教える?子どもから教わる?
こんにちは。田舎の作業療法士の難波です。
月曜日は3歳の甥っ子と1歳の姪っ子の保育園の送り迎えが僕の日課です。
自分「しゅっぱーつおしんこー!」
甥&姪「おー!!」
自分「今日は何して遊ぶの?」
甥「〇〇君と〇〇ちゃんと遊ぶ〜」「帰りにお菓子買ってよ!」
自分「はいよ☺️」「全力で楽しんでこいね〜」
甥「いってきまーす!」姪「バイバイ」(手を振る・ハイタッチ)
何気ない会話が僕の癒しであり、元気の源です。
夏が近づいてきて日照時間も長くなり、今日は夕方、3歳の甥っ子と散歩しに行きました。
公園にも立ち寄り、ブランコに乗って、砂遊びをして。暗くなる前に帰って。
友達のように全力で遊びました。
帰っている最中に、暖かくなり自分が蚊に刺されて、痒いところをかいていると、
甥「どうしたの?」
自分「蚊に刺されたかも」
甥「あんまりかかないの!帰ったらアンパンマンのやちゅ貼ったあげるね!」
帰るとすぐにアンパンマンのムヒパットを棚から取り出し、貼ってくれた。
甥「大丈夫?」
自分「ありがとう!」
どっちが年上か分からないくらい、とても丁寧に的確に対処してくれた。
僕は3歳の甥っ子に3つ驚かされた。
1つ目は正しい対処の仕方を理解しているということ。
蚊に刺された時→痒い→かいたらダメ→ムヒパットを貼ると良い
これらを理解している上での発言と処置。
医学的にも刺された場所をかくと、新たな刺激になり炎症を起こすので、かかないのが良いとのこと。
おそらく、母親にそう言われたことがあるから、
「あんまりかかないの!帰ったらアンパンマンのやちゅ貼ったあげるね!」という発言をしたのだと考える。
2つ目は相手の様子を観察し声を掛けたこと。
かいている様子や表情、処置をした後の反応を見て、その都度声がけを行っていたと考える。
3つ目は些細なことも記憶していること。
帰るまで相手が蚊に刺されたことを覚えており、家に帰ってからすぐにムヒパッチの場所に行き一人で持ってきて剥がして相手に貼る。
以前、ムヒパッチを使用した時の場所を覚えており、把握していた事となる。
この一連の動作を遂行できたと考えると、成長を強く実感し、とても感動し、
甥っ子が天才なのではないかと考えてしまう叔父(叔父バカ)
今日も甥っ子から学んだ
子どもは大人が思っている以上に大人の行動や発言、表情を観察し覚えている。
僕が働いている児童発達支援・放課後等デイサービスに通う子どもたちに教える反面、毎日のように学ばせてもらっている。
そう考えるのか!そう捉えるのか!と毎日が気付き発見。
自分の甥っ子、姪っ子、通う子どもたちに教えるだけではなく、自分が教わる。
つまり、自分の甥っ子、姪っ子、通う子どもたちも全員、
僕の人生の先生
であるということ。
子どもたちにとっても素敵なかっこいい見本であり、
最高の味方でもありたい。
よーし、また明日からも全力で楽しんで生きるぞ〜!