芥川龍之介 「芋粥」 を読んで
人は常に何かを欲望する存在であると思います。あの服を着てみたい。あの場所へ行ってみたい。あの人みたいになりたい。様々な欲望を抱くと思います。
それは、今の自分よりもさらに良い自分になれると思うからこそ欲望するのだと思います。あの服を着ることで今の自分よりも素敵になれるのではないか。あの場所へ行けば今の自分よりも満足できるのではないか。あの人みたいになれば、今の自分よりもみんなに好かれる存在になれるのではないか。どこか欠けていて足りてない今の自分を充足させるために人は何か