オーストラリア留学体験記🇦🇺~Oct2th~
こんにちは。田代真寛です。
10月に突入ということで、この辺りで日本とオーストラリアの違い、具体的にはオーストラリアの優れていると感じるところをまとめてみようと思います。
労働観・労働環境
労働に関する考え方や環境が大きく異なります。
https://www.tenrusu.jp/column/news75.php
以前このような記事を読み、欧米の人は1ヶ月近い休暇を取ると知ったのですが、オーストラリアもそのようです。年間で5週間程度の休暇があり、数年勤務すると2ヶ月間のお休みがもらえるようです。
また、オーストラリアでは政府系の仕事=公務員が待遇がいい仕事であると考えられています。ホストファザーは2週に2、3回程度しか出勤していませんし、自由に休めると言っていました。
『仕事は人生の一部であり、人生を謳歌するために働いている』という思想が強いです。
女性の活躍
日本でもジェンダー問題について言及されることは増えてきましたが、オーストラリアはジェンダーに関してはかなり先進的です。
男性と女性が平等なのはもちろんのこと、どちらかと言えば女性が社会をリードしている雰囲気さえあります。
ホストマザーのご友人で、学校の先生をされている方に「どのようにして男女平等の社会を作り上げたのか?」と尋ねたところ、長い時間をかけて女性に教育を行なったと教えてもらいました。(下記のようなビデオを見せているようです
日本でも時間がかかるかもしれませんが、社会をよくしていければと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=qtDMyGjYlMg
政府への信頼
日本において政府を信頼しているという声は滅多に聞きませんが、オーストラリアの人は政府を信頼しています。オーストラリアは各州が権限を強く持っているので、実はコロナ対策なども州単位で行われていたようです。
「日本は事実上、自由民主党という1党しか政権を担当することができない」とホストファザーに伝えると「それは民主主義ではないねえ笑」と言われ、返す言葉もありませんでした。
ちなみにオーストラリアは、義務投票制であり、選挙に行かないと罰金が取られることから投票率は90%を超えるようです。
デジタルを活かしてどうのように日本の民主主義をアップデートしていくかも一つ取り組んでみたいと考えています。
まとめ
勘の良い方はお気づきのようにこれらは、「働き方改革」「女性活躍」「投票率の低下」という従来から問題視されていたことばかりです。ですが、オーストラリアの実態を見ると日本が「かなりまずい状態まで遅れている」ということに気がつきます。
留学してよかったこと最大のことは、日本を相対的にみることができるようになったことです。遅れている部分、優れている部分どちらもリアルに感じることができます。外国のいい制度を学び日本に還元できることがないか、少しずつ考えてみたいとおもいます。
今週から授業が再開するのでまた頑張ろうと思います。