失敗しがちな小説の書き方講座
書いたことはあるがうまくいったことはない
小説の書き方なるものは、ネットでも本でも調べ尽くした。まじで全然書けない。すごく書きたいのに書けない。私と同じ人はたくさんいるんじゃなかろうか。いるという体で話したい。いないとか言われたら悲しくて死んじゃう。
まず、よくある小説の書き方というのはこんな感じ。
テーマを決める
プロットを作る
書く
ざっくりまとめるとこの流れになっているのではないだろうか。
ちなみに、色々な小説の書き方を調べたので、この流れじゃないものももちろんあった。
例えば、何も考えずに書き出す、とか、頭の中でキャラクターたちが勝手に動くのを待つ、みたいな。
あ、私が読んだ参考本は一番下にリンクを貼っておくので気になる方は読んでみてもいいかもしれません。
いろんなやり方を試して、結局できなかった原因は何なんだというと、「書く」段階でのつまずきが全てだ。
プロットも作れる、物語も思いつく、じゃあ書こう、という段階になって、書き出すまではいい。
そりゃあ一日では書ききれないから、翌日、翌々日にも続きを書くことになる。そしたらあれ?なんかこの話飽きたな、とか、キャラクターたちが、考えていた性格とぜんぜん違うことを喋っていたりとか。とにかく、書いている段階でぐちゃぐちゃになっている。
どうしてそうなるのだろう。一応考察してみる。考察する過程を書くことで、文字数をかさ増ししようという魂胆でもある。千文字は書きたいので、付き合っていただけるとありがたい。
どうして小説が書けないか
まず、一番に、執筆作業は一番楽しくない段階だということが原因として考えられる。アイデアを出してこねている間って、万能感というか、「おっしゃこれが完成したら面白い小説ができるぞ!」みたいな興奮がある。しかしどうだろう、実際に書いていくと、頭の中で思い描いていた濃縮された面白さというのが、薄くなって出てくる。その時点でちょっと萎えるというのに、更に問題なのが、執筆にはめちゃめちゃ時間がかかるということだ。しかも、小説を書くという作業の九割が執筆じゃねえか。
いやわかんない、プロのすごい人とか、こだわり強い人だったら、下調べとか取材に時間をかけます、みたいな人もいるかもしれない。でも待ってくれ、私はありえんくらい初心者で、しかも全然小説を完成させられない部類の人間なのだ。
さて、そんな苦痛時間を超えられるほど、私は意志が強くない。しかも自分が作っている話は面白くない気がしてきた。
こんなんで完成させられるわけがない。無理すぎる。それで、ちょっと休憩とばかりに次回作のプロットを考え出す始末。もう書きかけの小説に手を付けることはない。これでいったいいくつのプロットが闇に沈んでいったのだろうか。
えっと、何が書きたかったんだっけ。そう、失敗しがちな小説の書き方だった。いや、成功してないやつが書き方なんかわかるかい!て話なんです。
一応、何本か無理やり完結させたものはあるんだけど、内容的には支離滅裂。多分全然意味がわからない。
うーん、私にもかける小説の書き方ないだろうか。執筆中にわけが分からなくなったりしない方法ないだろうか。わからない。ちょっと、書きながら考えてみるしかない気がする。
そうだ、ここに宣言します。
小説を書いて、何がいけなかったか分析するnote回を書こうと思います。
はい、今思いつきました。なんだかんだ人の目があったらやる気がする。
それで、私と同じ悩みを抱えている人のヒントになればいいし、私も念願の、意味がわかる小説が書けるようになるかもしれないし。
次回、テーマとプロット編、といったところでしょうか。ではでは。
【私が読んだ小説の書き方本】