自宅浪人期間の話

こんにちは。私は進路変更のため、2023年の5月から現在進行形で休学しています。休学して分かったこととや休学・自宅浪人中の心理状態について書いていきます。

京大のシステムについて

学費

これは国公立大学共通だと思いますが、休学中は学費はかかりませんでした。もともと大学院に通いながら受験勉強をしようとしていたため、4月は普通に通っていましたが、考えが変わって5月から休学しました。5月から休学した場合、1ヶ月分の学費だけで済みました。(それ以降になってしまうと、半期分全額納めなければなりません。)また、授業があるのが4月から7月なので半期分の1/4かかるかと思いきや、4月から9月の6ヶ月のうちの1ヶ月という認識なのか1/6の学費で済みました。

施設利用について

休学することで図書館などの施設が使えなくなるのではないかと少し心配していましたが、全く問題ありませんでした。入れるし、本も借りられるし、延長も出来ました。どうやら学生証の効力は休学しても何も変わらないみたいです。今月は運動不足解消のため学内者限定のプール開放まで行きました笑

各種証明書

編入学試験のために、学部の卒業証明書に加えて院の在学証明書も必要なのですが、京大の証明書発行機で問題なく発行できました。特に休学中である旨は記載されませんでした。休学中は、在学証明書ではなく在籍証明書を発行すべきなのではないかと思い在籍証明書を発行しようとしましたが、できませんでした。発行しようとした際に、「在籍している研究科では発行できません。」という趣旨のメッセージが出たので、これは京大内でも学部や研究科によって扱いが異なるような気がしています。また、新幹線に乗る予定があったので、学割証を申し込んでみましたが、発行出来ました。

メンタル面

4月下旬ごろから研究室に行かずに、家や大学の図書館、有料の自習室などで勉強していました。宅浪期間は2ヶ月強ほどしかないのですが、3回ほどメンタルをやられました。

失敗したらどうしようという不安

3回メンタルをやられた内の2回はこれでした。編入学試験は倍率が高く、学力のみならず経歴、面接といった不確定要素も一般入試より多いと感じています。落ちたら大学院に戻るのか、新卒を失った状態で就活するのか、一般入試を受けるのか、、、など色々考えていました。また理系の友人はまだ学生の人が圧倒的に多いですが、文系の友人は新卒で商社に就職したり、会計士としてバリバリ働いていたりする人もいて、どうしても自分と比べてしまいました。

やる気喪失

失敗に対する不安を感じた時、もし全落ちしても大丈夫だと自分に言い聞かせるために、失敗した場合の進路を考えていました。そのうち、そちらの道でも良いのではないかと思ってしまったこと、また過去の研究室に対するトラウマを思い出してしまい、もう研究に関わらなくてもいいのではないかという発想になってしまったことから、一時期本当にやる気が無くなっていました。

メンタルトラブル解決法

今でも多少精神的に不安定になることはありますが、メンタルをやられるたびに対処してきたので、何となく対処法が分かってきました。

  • 運動 元々運動していたのもあって、身体を動かすことがかなりリフレッシュになることが分かりました。筋トレなどの無酸素運動よりは、ランニングや水泳などの有酸素運動の方が良いなと感じています。

  • 家族以外の人と喋る 実家で暮らしているので家族とは喋りますが、家族でない友人と短時間でも喋るのがメンタルに良いことは強く実感しました。部活や授業で約束しなくても友達に会える環境がどれだけありがたかったか、身にしみて感じます。

  • 趣味 読書、運動などをする時間を少しでも取ることがかなりリフレッシュになりました。

  • 生活を整える 規則正しく睡眠を取る、寝る前に電子機器を使わない、食生活をちゃんとする、食欲ないときは食べやすいものを食べるなどです。あまり出来ていませんが…笑

こんな感じでしょうか。今回の受験はこれまで以上に自分との戦いだと実感しています。しっかり勉強するのはもちろん大事ですが、いかに自分をコントロールするかが私にとってそれ以上に大事だと思いました。最近、第1志望の大学の一次合格をもらえました。来週は第2志望の一次試験と第1志望の二次試験があります。上手くいけばもうすぐ終われるかもしれないので、あと少し(?)頑張りたいです。それでは。


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