炎症が病気の発端だとすればどうすれば良いのかという話
先日、何かの動画で炎症はすべての病気の発端という話をしていました。すべてというのが正解かどうかはわからないですが、確かに炎症は多くの人に起きている症状だと思います。痛みなどはやっぱり炎症ですしね。では炎症というのはどうやったら改善出来るのかということについてお伝えしていきたいと思います
私がエステティシャンになって、お客様のお身体の不調の改善のためにアロマが良いと思いました。というのも確実に精神的な問題が大きいからという
理由でした。客観的にみているので、それまでつかっている化粧品の商材では折角トリートメントしても最大の効果にはなり得ないと感じたからです。
アロマもそうですが、お客様のお身体の改善のためにどんな商材がよいかをかなり試行錯誤してきました。タラソテラピーなども自律神経に効果が高いので取り入れることをしてきました。ただどうしても商材や商品だけでは人の身体は改善できないので、本質的なアドバイスが出来る用になるための学びを深めていったわけです。最初の頃はこうして商材のちからというものに頼っていました。なのでアロマが抗炎症作用の効果が高いことでもアロマの能力に期待していた部分が大きかったのです。ただ、やはりその効果を受け入れる器もそれなりに育てなくてはならないとも感じたわけです。
炎症についての私の見解でいけば、循環を止めているということになります。気血水という東洋医学の人間の身体の循環の考えにおいてはバランスが必要になります。私が学ぶかぎり、太ることもそうなんですが、やっぱり水というのがバランスが取りづらいと感じたわけです。
そこを深堀りすると、そもそも季節のすごし方が乱れていくと、身体のバランスも崩れていくということがわかったわけです。その中でも水のバランスが乱れる発端としてはやっぱり夏という印象だったわけです
ちなみに五行陰陽説では水は冬にあたります。だから冬のすごし方と考えやすくなりますが、バランスが乱れている状態ではなかなか状態を維持することも難しく水のバランスが崩れているのはその前の季節から問題が起きていると考えるようになったわけです。
五行の相生説の考えでは、金が水を生むという循環になります。土から金が生まれていない場合は水を生むことができないわけですよね。となるとこのあたりで水の循環を止めていることになります。
相剋説でいえば、気が土の栄養を吸収してしまうという状態で、土から金がうまれないので、つまり水がうまれない状態をつくり、身体から水がとどまらずに炎症する状態と考えます
治療ではないので、正直面倒ですが、理屈がわかってくるとどの季節にどんな注意をはらって過ごすべきなのか?ということがわかってくるようになります。循環もですが、回るまでが大変で、回れば勝手にくるくるとまわってくれます。もしとまったり止まりそうになったときも回し方を知っていればすぐに改善もできるようになるわけです。
病気とまではいかなくても炎症が起きている身体の状態というのは基本は痛みですよね。頭痛もそうですし、肩こりもそうです。あとは歯磨きで出血するなどもそうですかね。ちなみに無自覚なところでいえば卵巣。私は20代で婦人科を訪れた際に何度かいわれていました。痛みなんか全くなかったんですが、生理痛とかは炎症の一部だと考えれば納得いきます。それほど生理痛があるわけではなかったのですが、腰が重いなどの症状はありました。
女性の場合は生理などで身体の水分バランスが一ヶ月のなかでも大きく変化します。なので自分の生理サイクルにあわせた生活というのも水分バランスを整えるのに必要なことだと自分の体験でも思います。これまで、五行を学んできて思うことは、ちょっと面倒だということを丁寧に紐解いてそれに対してしっかりと向き合うだけで、病気というものはかなり自分から離れていってくれると感じます。
少しの手間は意識だけでは続かないので、流れをつかめるように五行説の教えを取り込みながら身体のバランスを整えられるようになると、生活にも身体にも潤いが生まれると感じます