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身体の不調の原因についての考え方こそがケアのポイントだと感じる話
先日、炎症をどう改善するか?という記事を書きました。いつもながら西洋医学的な指摘をされたので、東洋医学的な考えについてお伝えしていこうと思います。
私は西洋医学って言葉が端的すぎるので誤解を招きやすいとも思います。例えば不調の原因はストレスだ!みたいなことを誰でもいいますが、そのストレスの根っこというのを取り除くことが大事で、ストレスだと知ることが大事なわけではないんですよ。ストレスの原因が睡眠不足なのか、食生活なのかなどはその人でなくてはわかりません。ストレスの場合は思い当たる節があるかもしれませんので改善できるのかもしれません。
ただ、ホルモンや自律神経などが原因といわれるとちょっとどうしたらいいいかわからないレベルになります。でもそこを東洋医学目線で考えることによって解決しやすくできるわけです。西洋医学の場合、こういった考えはお医者さんからお伝えいただけないので、薬を飲むなどの端的な行為で終わることになります。それはケアではなく一時的な抑制といわれる状況になるわけです。
例えば炎症の原因が歯ということで考えます
歯からの雑菌で脳梗塞にもなるという話を私も聞いたことがありますし、心筋梗塞の原因にもなるという話を聞いたこともあります。では口内環境をどうすればいいか?という話になります。
そもそもですが、口内環境のみだれというのも自律神経やホルモンの乱れと関係あります。というのも唾液ですね。女性はホルモンで唾液の分泌が増えたり減ったりします。私が妊娠に気づいたとき、唾液だったんです。唾液の分泌量が異常に多かったことで気づきました。
妊娠中の口腔環境もお産に影響あると言われます。ただ、身体が正常に働いていれば、基本的に身体はその状態を守るための活動をしてくれるということが大前提になります。だから、妊娠中に唾液の分泌が増えて口内環境を整えてくれるわけです。ですが生活習慣の乱れによって、正常な身体の働きが失われることで炎症が起きやすい状態というのは発生してくるわけです。
今回炎症の原因が歯ということを指摘されて思いだしたことがあって、記事にしました。というのもですね、私もここ数年確かに口腔内をどうやってケアするべきなのかを考えてはいたんです。何年か前に外国人の歯医者さんのYouTubeでオイルプティングの推奨があったんですよね。アロマも入れてオイルプディングをすることをおすすめしていたので、やっていました。よかったといえばよかったです。ただもうすこし、感覚的にこれはいい!という状態にもっていきたかったので、しばらく試行錯誤していたのですが、これだ!という感覚にであったのはごく最近でした
というのも、お鍋を焦がしてしまったのです。そのお鍋の焦げを取るために重曹を使ったのですが、洗剤との対比がめっちゃいい状態だとスルッと焦げが落ちます。そこに出会って気付いたわけです。なるほど!バランスだということに。私はアロマオイルと太白ごま油をブレンドしたオイルでお顔を洗ったり歯を磨いています。歯磨きに重曹を使います。ブレンドオイルと重曹のバランスがいいという状態が確かに口内環境がよいと感じたのです。
ちなみにオイルを使って歯を磨くようになってからは随分たちますが、確かに口臭などが気にならなくなりました。歯茎も腫れたりなどのトラブルを感じなくなりました。粘膜なので、オイルでケアしたことはかなり触接的に働きかけるという印象があります。その話でいくと、普段使う歯磨きについても身体への影響があると聞いたこともあったので、私が今知りうる限りで一番安全なものを使いますが、あまり歯磨き粉に頼らないようにしています。
炎症は歯が100%原因だとしても、自律神経やホルモンバランスが整うことで浄化する機能も備わっているので、それが大事になるか否かというのはやっぱり身体全体を循環させてケアすることが必要ということになるのです。有害物質が身体に入って当たり前の昨今です。どうやったらそれをなるべく身体に止めないようにするべきか?ということを考えてケアをするが今は一番の対策だと思われます。
西洋医学の場合、專門分野があるので、領域的なものもあります。東洋医学の考えでは原因を追求することが大事なわけではありません。薬で治療するわけでもないので。漢方などを東洋医学と考える方も多いようですが、薬での治療という考えは西洋医学方式だと私は考えます。
東洋医学の場合はバランスをとれるように考えて行動するということが発想になります。バランスの取れない原因をしって、バランスを取るためにどんな行動をしてケアをしていくのか?ということをつづけることで丸くなっていくイメージになります。自律神経の乱れの改善においても身体が循環していることが基本です。原因を知るということよりは、身体が循環できるための方法をしって行動することこそが心と身体のバランスの整え方としては効果的だと東洋医学と五行説の学びで体感しています。