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身体の柔軟性を作り出せる五行陰陽説

自律神経について考えてみて、萎縮についてがつよく心に残りました。

脳の萎縮、身体がこわばって萎縮する。これがもっともつよく自律神経を乱す理由だと感じます。私自身の体験として感じるのが自分の存在についてでした。いまだになんですが、私は実家との関係があまり良くない状態でいるので、多分生まれてからずっと実家との関係性に萎縮していたとも思えます。多くの人と関わりをもっておもうのがやっぱり育ち方にその問題が大きく影響しているとも感じます。長子である場合は比較的思考に自由度が高い傾向にありますが、末子になるにつれて自分を開放できない傾向にあると感じます。

例えば発展しない国の特徴としてよくあげられるのがカースト制度です。つまり生まれた家柄で自分のランクが決まってしまう制度です。インドが特にそのカースト制度が強かったのですが、ITの発達によって自らが職業を選べるようになれるまで発展してきました。貧困は貧困を生むといわれていますが、考え方というのはどうしても刷り込みみたいなものを持たされてしまうので、ある日ものすごく国の制度が変わればチャンスがあるかもしれませんが、基本的には自力で貧困だったり、自分の考えを変えるというのは難しい問題でもあります。

萎縮についての話にもどると、自分の存在を否定されたり、ぞんざいにあつかわれたり、バカにされるなど否定的な環境で育つと人間はやる気を失います。つまり脳を使う行動を身体は極力さけるようになるのです。この状態でおとなになるとやっぱり偏った考えで生きていくことのいなるのです。そうして偏った状態の人間が親になることでまた、愛情のかけ方だったり、育て方に偏りが発生するために、その子どもも脳が萎縮しやすくなってしまうのだと自分自身の育ちであったり、子育てを通して感じるものがあったのです。

私は年齢を重ねれば重ねるほど人は学ぶということが必要だと実感するようになり、事実学びを増やせば増やすほど納得行く答えにもたどりつきますし、忍耐力もつくようになりました。

言われた通りにすることは子供時代では当たり前かもしれませんが、おとなとして自分の人生を生きていくとなると自分の言動や行動に責任を持たなくてはなりません。他責思考であればあるほど自分も周囲も不幸になってしまいます。言いなりになっている人ほど他責思考であり、柔軟性を失っているという現場に多く直面します。

何がたりないか?といえばやっぱり考えることだと感じます。身体が硬直しやすくなるのは、言われたことを真に受けたり、そのまま直に物事を捉えすぎている傾向もあるからです。よくよく考えるクセをつけることで、自分を守ることができるようになると私は感じるようになりました。自分にとって不都合なことというのはなぜ発生するのか?ということをちゃんと考えればそうならないような振る舞いであったり、そういった事態を回避する能力をつけることができるわけです。多くのひとはただ悩むことだけをしてしまいます。実は嫌なことを考えて悩んでいるのは嫌な出来事を浸透させている行為だとも言えるのです。

自分に不都合なことがおきやすいのは自分の心も身体も硬くなっているからという事実に目を向ける必要があるのです。

柔軟性を持つにはどうすべきか?と考えてみると、身体を柔らかくする方法を考えることだと私は思います。ストレッチをする、ヨガをするなどをいいますが、身体の硬い人のストレッチをみて効果があるとはおよそ考えにくく、食べる物を変えたり、生活習慣を見直す方がよっぽど効果的だと感じます。考えると嫌なことばかり頭によぎってしまう場合であると基本的には身体が硬直しすぎているので、有酸素運動を続けるなど身体を動かすことに注力するほうが向いています。身体を動かすとなると、身体が疲れきらないように食生活を整える必要もありますが、まずはタンパク質を摂ることを意識するだけでも状態は大きく改善すると感じます。

ただ人間というのはどうしても同じことを続けていてもあきてしまいますし、変化を感じない状態では継続が難しい生き物でもあります。だからこそ、3ヶ月セットで季節に合わせて食生活であったり、身体のことを考えて取り組むようにしていく五行説こそが理にかなっているのです。冬である今であれば、身体を冷やさない温めるを徹底的に行います。冷えるだけでも疲れますし、ネガティブになりやすくなります。冷えることで血流がわるくなるので、身体も硬直しやすくなります。大事なことは身体に水分をしっかり入れて温めることです。水分がない状態で温めていると身体が炎症をおこしやすくなるので、温めているのに、風邪をひきやすくなります。温めるというだけでも難しい季節ではあるのですが、粉ものを控えて、温かい飲み物を飲みすぎず身体を乾燥させないように食生活を意識するのが大切です。

アロマも活用することで身体は柔軟になりやすくなります。香りでリラックスすることで脳の萎縮は緩和しやすくもなるのです。

硬い身体をほぐすことは美容面、健康面でも基礎の基礎です。身体が硬い状態になるのは食べたものが上手に身体になじまないという状態も含まれます。食べる物を体質に合わせながら身体に滞った古い毒素を捨ていくことで柔軟性は手に入れる事ができるのです。そのために考えられる体質を手に入れる必要があります。五行陰陽説を学ぶことは必然的に深堀りできる体質を手に入れられるようになるのです。

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