
Photo by
yoshi_nobori01
ヘロヘロでも休ませてくれない社会。
「ヘロヘロさんに、はいチョコラ」
みなさんも聞いたことがあるだろう。
某栄養ドリンクのCMだ。
私はこのCMに一言いいたい。
ヘロヘロだったら休ませてくれ…!
まあ商品を売り込まないといけないから、この売り文句はしょうがないかもしれない。
でも、ヘロヘロになるまで頑張って働いて、家に帰って「明日も頑張れ!はいチョコラ♪」と言われたら、私だったらぶっ倒れてしまう。
疲れても休ませてくれない、なんなら栄養ドリンクを飲んでもっと頑張れ!と言われるのはいかがなものかと思ったのだ。
1番いいのは「疲れたから休みます」と仕事を休めることだ。
「休養学」という本にも“疲労は未病”と書かれていた。
けれど現実そう甘くはない。
私が働いている病院でも1人休まれると仕事量が一気に増えてしまい、正直「休まれるのちょっと困るなあ」と心の中で思ってしまう。
人手不足だけど、膨大な仕事量は変わらない。
余計に疲労がたまり悪循環だなあと常日頃思う。
プロのスポーツ選手は、コンディションが悪いと休んで調整することができる。(いいなあ、ちょっとうらやましい)
私たち社会人も、コンディションを整える技術を身に着けるべきだなあと感じる。
私は「無理しないで休んでや」とお茶を出せる人間になりたい。
実家のように、たまには休んでもええんやでと、誰かの癒しの場を作れるようになりたい。
「頑張るには頑張らない時間も必要」
みんなもゆっくり休んでや。