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Photo by
sikisan
あなたの笑顔はだれかを救う。
いつも仕事をする時「自分はなんでこんなに人に優しくできないんだろう」と思う。
私は病院で医療事務をしている。
人手不足なので仕事量が多くいつも余裕が無い。
患者さんは体調が悪くて来ている。ご家族さんは決して明るい気分で来るはずはないのに、忙しさのあまりつい余裕のない対応をしてしまう。
ふう、とひと段落終えたあたりで「もっと優しく対応出来たはずなあ」「みんな明るく対応しているのに私は…」と自己嫌悪に陥る。
そんな気分のまた浸っていた昨日、退院した患者さんのご家族が受付にやってきた。
なんと、私たち受付にお菓子を持ってきてくれたのだ。
しかも「いつも笑顔で、とても助けになっていました。ありがとう」というお礼の言葉まで。
とってもとっても嬉しかったなあ。
今までやってきたことは間違ってなかったんだなと強く感じました。
その時いただいたお菓子にメッセージもはられており、あの時の気持ちを忘れないようにと大事にとってあります。
仕事ってツライし大変だし、へこたれそうなことが何万回もあるけど、しっかり誰かが見てくれているんだなと改めて気づきました。
「大したことない仕事ではなく、自分が大した仕事をしていないだけ」
自分が好きな小説のセリフです。
世の中には大したことない仕事もあるかもしれないけど、それを大した仕事にするのは自分次第。
これからも自信を持って誇れる仕事をしたいなと思います。