【2023年就活アプリ徹底比較】実際に使った私がおすすめする使い方
○はじめに
私が就職活動を始めたのは今年の4月1日、大学3年生になった年です。
4月1日になると、多くの就活アプリが使えるようになるため、このタイミングから就活をしておこうと決めていました。
今回は、私が就活を始めて一番最初に取り組んだ”就活アプリ”について紹介してきたいと思います。
10個のアプリを使用して2ヶ月が経とうとしているので、その比較や使い方についてお話します。
○就活アプリの種類と特徴
1.種類別主要就活アプリ
【求人検索型】
就活生側が企業を探して、簡単な企業情報を知ることができるタイプのものです。
説明会・インターンに申し込んだり、エントリーすることができます。
企業掲載数日本一を誇り、就活を本気で行うならば全員入れておくべき必須のうちの一つです。
企業情報からイベント情報まで様々な分野で検索できるのも魅力的です。
アプリで就活準備ができるためマルチに利用できと考えて問題ないと思います。
【スカウト型】
企業側が就活生を探して、就活生は直接スカウトメッセージを受け取ることができるタイプのものです。
プロフィールは充実していればしているほどスカウト率が高くなるため、就活の軸や自己分析などはこのタイミングで大体考えておくようにするのが吉です。
大手からベンチャー、公官庁など様々な企業が参加しているアプリです。
学歴や資格に関わらず、プロフィールの充実度でオファーがもらいやすくなるという点で魅力を感じさせられます。
【エージェント型】
エージェントが仲介となり就活生と企業を繋いでくれるタイプのものです。
右も左も分からず誰かのサポートがほしいという方には最高ですね。
しかし、現実を突きつけられたり、厳しいお言葉をいただくケースもあるようなので焦ってインストールする必要はないと思います。
キャリアアドバイザーに就職活動をサポートしてもらえ、不採用の場合でも理由を一緒に考えてくれる就職難民の味方となるアプリです。
最速1週間で内定ゲットなんてこともあるようなので、一人では何かと不安な方におすすめできます。
2.アプリを比較する際に見る特徴
参加企業(数)
※大企業 / 中小企業・ベンチャー別で考える使用してみた個人的な所感
その他便利ツールの有無
学歴フィルターの有無
○私が実際に使っているアプリの紹介
ほとんどがスカウトアプリですが、たくさんあるからスカウトアプリがおすすめなわけでもなく少ないから他の種類のアプリがおすすめできないわけではありません。
使ってみてあまり良くなかったアプリはアンインストールしてしまっています。
また、先に言っておきますがエージェントアプリは使ったことがありません。
皆さん同じだと思いますが、できるだけ良い企業(自分が理想とする企業)に入りたいですよね。
私はその気持ちが強くあるので、自分の学歴やスキルを踏まえて紹介してもらえる企業は自分の挑戦が終わってから出会いたいと思います。
○就活アプリランキング
1.総合ランキング
アプリの種類関係なく、私がよく使っていたり役に立つものTOP3をご紹介したいと思います。
右も左も分からない状態で使い始めていた就活初心者の意見ですので、就活を終えた方の意見とは違いがあるかと思いますがご了承ください。
1位 OfferBox
志望業界もない、自分の学歴に自信がない、自己分析もできていない就活初心者さんにかなりおすすめです。
実際に私がその状態でしたが、プロフィール入力で自己分析を体験することができたり、適性診断を行うことができます。
私的意見ですが、何も分からない状態で自分の知っている大企業を適当に目標設定するよりも、自分に興味のある分野の企業から声をかけてもらうと、中小企業やベンチャーを視野に入れている方は参考になると思います。
大企業からはインターン説明会などの案内が届きます。
他にも企業の人事担当の方が就活の悩みを聞いてきださる個別面談の案内もあるので、企業の方と直接連絡ができたりアドバイスをいただけます。
また、プロフィールの入力必須項目に資格やスキルの項目がない点で安心できました。
アプリによっては、インターンやゼミまでも必須項目に入っていることがあり、経験していないと入力の充実度が上がらずスカウトが来ないなんてこともあるので、ここは非常にポイントが高いです。
<参加企業一覧>
経済産業省、資生堂、Microsoft、3M、ニトリ、日産、GREE、朝日新聞など
2位 ワンキャリア
これはある程度自己分析が完了して気になる企業ができたり、スカウトされた企業についてもっと知りたいと思ったときに使い勝手が良いです。
ワンキャリア独自のエキスポやコラムも多く、志望業界が絞れたら毎日でも使えると言っても過言ではないほど汎用性があります。
私が特に気に入っている機能は、口コミ、体験談が見られる部分にあります。
ホームページや企業が作るアプリの紹介ページでは知ることができないものが出てくるので驚きました。
実際に、体験談から面接で聞かれた一次選考の内容を調べて対策したところ、有利に進められて合格しています。
(この選考は現在進行系なので、結果が出たらまたお話します。)
また、体験談を書けば謝礼もいただけるみたいなので、良い結果でなかったとしてもなんとなく損した気持ちにならない気がします。
<参加企業一覧>
三菱商事、電通、野村総合研究所、三井不動産、サイバーエージェント、楽天など
3位 リクナビ
規模感は他を圧倒しています。企業のお気に入り登録ができ、イベントやインターン開催の通知をくれるのはすごく助かっています。また、”今日気になる企業”という機能で、表示された企業をスワイプでリストに登録できる面白いものもありました。
自分の同じ大学の同期が注目している企業や自分の学部向けの気になるが多い企業が表示されるので、周りのレベル感や志望企業のジャンルを知ることができます。
一人で戦っている感覚が薄くなるのでモチベーションもあがりますよね。
他にもチャットで相談機能があり、アドバイザーの方が就活の不安や疑問の相談に乗ってくれます。
その機能を利用してみた率直な意見としては、ネットで当たり前に書いてあることが返信だったので、ちゃんと親身になって相談に乗ってほしい方にはおすすめできません。
<参加企業一覧>
ニトリ、日清食品、JCB、ロッテ、ニッポンハム、伊藤忠、JTBなど
2.その他アプリの特徴や利点の紹介
キミスカ
企業の規模は選ばない、とにかくスカウトがほしい方におすすめです。
高頻度で中小企業やベンチャーからのスカウトがきます。
稀に大企業からのスカウトもあるので見逃さないようにしましょう。career ticket
プロフィールの入力で価値観や就活に対する希望条件が必要なので、自分を知る機会になると思います。
また、スカウト数は多くはありませんが質は高いほうだと感じました。
実際に、今選考を進めている企業はこのアプリでスカウトをいただいた企業です。openwork
社員クチコミがあるのがポイントです。
入社後のギャップや給与、退職検討理由などの逆質問で聞くのはハードルが高い踏み込んだ部分を知ることができるので、実際に働く想像や覚悟ができると思います。
3.スカウトアプリのランクインが多い理由
最初は、自分の志望するものが何か分からない、どんな企業があるのか知らないという方がほとんどだと思います。
大学生活やアルバイト、一人暮らしの家事や部活動をしている人もいる中で、企業検索をして選んだり、片っ端からイベントやセミナーに参加したりする気力と余裕はありません。
自分のペースで無理にギアをあげずに進められること。
早期から就職活動をする利点はここにあります。
スカウトアプリはプロフィール入力で経歴を整理して自分をPRしなければならないため、そこで自分が好きなこと得意なことを発見できるかもしれません。
ちゃっかり自己分析ができるのは手間が省けますよね。
あと、エージェントを無理に使って頻繁に連絡し合ってESや面接の対策をして労力を使うよりも、スカウトしていただいた企業の人事担当の方とお話するのが一番かと思います。
自社に引き込もうとするわけでもなく、真剣に相談に乗っていただけますし、人によって自社ではない企業の対策も手伝ってくださる方もいらっしゃいます。
こんなこともスカウトアプリの良いところなんです。
○あとがき
今回は就活アプリについてお話しましたが、他のサイトとはおすすめするものが異なっているかと思います。
使ったことがない大人や高学歴の方の利用レポが多かったので、学歴コンプレックスの私視点での新しいものになったのではないでしょうか。
アプリで済ませられる便利な時代に生まれ、企業からスカウトまでもらえる素敵な機能を知っているのですから利用しない理由ありませんよね。
ただ、注意していただきたいのが、スカウト=採用ではありません。
スカウト=説明会の案内程度に考えておいたほうが良いです。
それでも、企業説明会▶面談▶エントリー(ES免除)▶面接と進む場合がありますし、いただいた説明会の案内に参加しないとインターンに参加できないケースが多いので、スカウトは受けてデメリットはありません。
以上になりますが、また定期的に就活アプリの使用感についてお伝えできればなと思います。
Tちゃん