Yohji Yamamoto-Letter to the Futureを鑑賞する
とある会社帰り、友達と待ち合わせてピアノのコンサートへ行くまで時間があったので、始まったばかりのYohji Yamamoto の展示を見に行った。
場所は、以前紹介した、観光客が主に行くセレクトショップだ。
日本人で世界のYohji Yamamoto-山本耀司さんを知らない方がいるとは思いたくないが、山本寛斎さんも亡くなられたし、もしかしたら、Z世代以降の、例えば鉄道マニアとかの方には、「知らないよ」と言われてしまう可能性も無きにしも非ずなので(私だって、ここ15~20年の間に新しく出てきた日本の芸能人・歌手は殆ど知らないのでお互い様かもしれない。もともとテレビよりも映画派、特に19、20歳からフランス映画マニアなこともあるが、地上デジタル放送に変わるからテレビを買い替えろ、的なアナウンスが流れた時点でテレビを捨てて以降、わからなくなってしまった。だから岩下志麻さんや浅丘ルリ子さんとかの方が、むしろ馴染みがある…😅)、念のため、簡単なYohji YamamotoのBioを付けておこうと思う。
それでは、展示の説明へ移ろう。
キュレーターからYohji Yamamotoへの手紙でもあるかのような長い文章が綴られていたが、全てを載せると、それはもうアートでもYohjiの作品でもなくなってしまいそうなので、かなり絞ってみた。
いよいよ展示されていたコレクションの紹介へ移ろう。
色は、黒白がメインで、幾つか赤も差し色で入れられていたが、やっぱり彼と言えばモノクロだろう、ということで、より強く心を動かされたコレクションを幾つか様々な角度から撮影してみた。
どれも立体裁断なので、角度によって見え方が変わるし、恐らく、モデルが着てランウェイを歩いていた時に見せていた表情とも異なるのだと思う。
実は大昔、「ファッション通信」という番組を毎週欠かさず見ており(高校・大学時代だ)、故大内順子さんに強い憧れを抱き、(序でに)立体裁断も学んだ時期があった。ただ、きっちり測ったように形づくれないことが私の性には合わず、苛立たずにこの作業ができる人は凄いな、という思いと共に、完全なる見る側になった。
それゆえ、今回の展示を見て、改めて感慨にふけることとなった。
Coletteは誰もがご存知(だと思う)の女性作家なので説明はしないが、もしまだこの映画をご覧になられてない方がいらっしゃれば、是非。
いまだにナタリー・ポートマンとキーラ・ナイトレイの区別がつかないことがあるけれど、二人とも素晴らしい演技派女優なので、この作品も見ごたえ十分、間違いなし!
今回はアート性のあるファッションの展示紹介になってしまったが、何しろ日本の、そして世界のYohji Yamamotoの作品なのだ、日本人としては外すわけにはいかないだろう。
でも、もっとアートっぽいもの、知らないアーティストの作品情報を待っていたのに、という方も多くいらっしゃるとは思う。そのような皆さん、ご了承ください、そして次回にご期待ください😎
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