Stockholmの邸宅美術館 Prins Eugens Waldemarsuddeを見学する
4末の連休、かつて日曜出勤をした分の代休をつけて連休を延ばし、数年ぶりにSwedenを放浪した。今回のメインの目的はGotland滞在だったため、3度目となるStockholmはささっと済ませた感じだが、それでも2か所でアートの鑑賞をしたので、そのレポートをしたいと思う。
まずはPrins Eugens Waldemarsuddeという、Djurgården島にある邸宅美術館を紹介しよう。
【Eugen公爵と邸宅について】
この美術館はもともと、Eugen公爵(※)が1903~05年にかけて居住する目的で建てられた本館と、1913年に増築されたギャラリー棟で構成されており、彼自身、風景画家兼美術コレクターとして当時は有名だったそうだ。
貴族の元邸宅なだけあり、かなりの敷地面積があるが、私が訪れた際には、下の図のSlottet(城)のみの開館で、Galleriet(ギャラリー)とGamla huset(old house)は公開されてはいなかった。時期的なものか、イベントにしか開館されないのか等は、初めて訪れたために把握はしていないが、邸宅観賞という意味では、一度すれば十分、というレベルなのと、Stockholmにはモダンアートの美術館がたくさんあるので、そういう意味でもやはり、一度で十分かな、と思う。
では、お屋敷と展示の紹介へ移ろう。
内部装飾については、家具や色遣いもさることながら、春の花がふんだんに活けられていたので、あまり説明を加えず(花の名に無知なため)、お気に入りのものをピックアップして紹介したいと思う。
【お屋敷の内部と春の花たち】
続いて、お庭の様子を少し。
【庭園】
今回の展示作品へ。
【展示① Prinsens kända och okända skatter – Konst och konsthantverk ur samlingarna(英: The Prince’s Well-known and Unknown Treasures – Art and Fine Art Objects from the Waldemarsudde Collections)】
正直、ザ・アンティークという時代の作品たちではなく、強いインパクトを受けなかったので、気に入った数点をささっと紹介したいと思う(あと、結構シマ子の顔が判別できるレベルの映り込み写真が多く、好きでも削除せざるを得なかった…🥲
次の展示へ移ろう。本当は3つの展示が行われていたが、Silverには興味なしなので、割愛する。
【展示② Marie Krøyer】
Marie Krøyerについては、今回全くの初耳、初観賞で、恐らく私と同様の状況にある方が多数だと思うので、作品の紹介へ移る前に、まずは彼女のBioを少し載せておこうと思う。
では作品へ移ろう。
本心を言えば、気に入った作品の多くは、1番目の夫のP.S.KrøyerがMarieを描いたものだったが、夫の作品ばかり載せるのもどうかと思うので、二人の作品をまとめて幾つか紹介したいと思う。
ここから先は別室に集められたMarieの作品の一部で、ヌードデッサン等が多く、そんなにたくさん撮らなくてもいいか、という雰囲気だったので、ほんの僅かではあるが紹介したいと思う。
2階の展示室手前の横にレストランも併設されており、品数は少ないが、HPを見る限りではなかなか美味しそうなイメージがあるので、海辺と美術館で時間をかけてゆっくり過ごされたい方は、試してみられては、と思う。