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ドイツSchloss Schwerin(シュヴェリーン城)を見学する-①お城編-

年末にドイツを放浪していた際、Schloss Schwerin(シュヴェリーン城)というお城を見学した。このお城は、別名を「北のノイシュヴァンシュタイン城(Neuschwanstein des Nordens)」という、とあり、「そりゃあんた、Neuschwanstein城は訪れてないけど、大学のドイツ語の教科書で大昔、嫌というほどその名を見・読んで、バーチャルではかなり見知っているから、その"北"版というなら行ってみないといけないべさ」といきなり心の中で北海道弁になるシマ子🤪
というわけで、ちょうど開館時間に間に合うように早朝の列車で最寄り駅に降り立つ。

霧深い朝で、10時少し前でこんな感じの薄暗さ。

シュヴェリーン城 は、ドイツ、Mecklenburg-Vorpommern州の州都シュヴェリーンに建てられた壮麗な城である。市内のシュヴェリーン湖(Schweriner See)にある島の上に建てられている。
現在の宮殿の主要部分は、1845年から1857年にかけて、有名な建築家Gottfried Semper、Friedrich August Stüler、Georg Adolf Demmler、Ernst Friedrich Zwirnerの協力のもとに建設された。この城はヨーロッパで最も重要な歴史主義建築作品の1つと考えられ、2015年1月に世界遺産の暫定リストに記載された。何代にもわたって、Mecklenburg大公・公爵の宮殿であった。今日では、Mecklenburg-Vorpommern州議会の議場となっている。

Wikipediaより
建物の内側(庭は内側にはない)

サイトはドイツ語表記しかないが、開館時間等の基本情報や写真を眺めるだけなら問題ないと思うので、一応載せておこう。

実際、お城として見学できる部屋数は少なく、上階は州議会の議場、地階は展示が行われているので、「お城だけを見たいの」という方には8,5Euroは妥当な値段だと思うが、別途行われていた展示物にも逸品が多く、3時間半ほど入り浸ってしまった私には、「えっ、こんなに安くていいの?」と言わしめる金額だった。それでその後、大盤振る舞いして、カフェでケーキとコーヒーを戴いてみた😆

読んでいただく方は、お城が観たいのか展示物が観たいのかわからないので、2回に分け、まずはお城から紹介しようと思う。

こんな感じ、好きです。
ちょっとボケてるので、小さくしてみた😅
天井の細工の美しさ

展示されている絵画等はたいして目を引かなかったので、次へ。

さすが著名な音楽家を輩出した国、展示されているピアノの威厳がすごい。
ポーランドも素晴らしいですが、ドイツもなかなか。あと、この落ち着き払った色合いが、イタリアやフランスではないな、という感じですよね🤭
これこれっ、このお部屋が私の一番のお気に入り!
二冬前にNancy派のアート探訪の旅をしたのですが、その際に見たお部屋の天井にそっくりで、思わず動画撮影を😍ただNoteには載せられない(方法を知らないだけかも?)ので、写真で勘弁を。円形の部屋(角がないという意味で)とか、カーブが描かれている天井とか、そういうのに弱くて✨
緻密すぎる鍵。今だと、スペアキーとかを作りますけど、こんな繊細な鍵だと、昔はどうしていたんでしょうね?鍵をなくしたらドアをぶち破るとか?🤣
ポストカードとして販売もされていた作品
まさに公爵の間という豪華さ
床の細工も、これ、なんですか?制作するのにどれくらいの期間を要したのですか、と尋ねたくなる美しさじゃないですか?

あっという間に最後の間に到着。本来ならもっとたくさん部屋があったのだろうけれど、違う用途に使われてしまった、のか、修復するのが大変だった、のか、その他の理由で、現在はゆっくりじっくり見ても30~40分で終わる程度。
そのため、最後の間で粘ってパシャパシャやっているものだから、監視員のおじさんに笑われてしまった😅

「俺様に触れたら怪我するぜ」という装い。靴から膝から手首から、ベルトにぶら下がっているペンチのような工具から、もう尖りすぎ😂

次にファッショナブルなお三方ランキングをどうぞ。

【3位】流行のストライプの変化球を施したカシミアのマントが、金糸の刺繍を施したレンガ色のシルクのシャツと同色のタイツによく似合う右の紳士(本当の素材は知りません)
【2位】黒豹のコートをまとい、ベルベットにキルティングを施したベストとおそろいのパンツが、細くて引き締まったバレエ脚によく似合う左の紳士(本当の素材は知りません)
【1位】ダークグリーンの舶来品の生地に朱子織りを施したゴージャスな身頃に、ふかふかに仕上げた最上級の漆黒のベルベットのコートを羽織った紳士(本当の素材は知りません)
遠景。シマ子のおすすめは上のお三方で、その他の方の衣装はそこまで目立たなかった。

最後に、お城の周りの写真も幾つか載せておこう。

寒空の下の湖
湖側から見たお城
スコットランドと言われたらそうじゃないかと思う図
幻想的

展示物編の最後に、ケーキの写真も載せるので、食いしん坊の方はお楽しみに😁




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シマ子
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