Bergamoで「Yayoi Kusama. Infinito Presente」を鑑賞し、去年東京で訪れた草間彌生美術館と比較してみる
1月の初めに、Bergamoというミラノから列車で40-50分の町で11月中旬に始まった草間彌生の「Infinito Presente(訳: 無限の現在)」を観に行った。チケットが発売になる度に即完売で、値段もかなり高く、一体どんなに素晴らしい展示か、東京の草間彌生美術館よりも素晴らしいのか(値段からして)を、実際に体験して比較したかったのだ。
まず、基本情報(金額とフロア及びアクセス)から比較してみようと思う。
※基本情報(東京)
-入館料1100円
-地下1~5階建てで1~5階に展示品あり(但し5階は屋上で展示物は1つ)、写真撮影は1階(万華鏡のような作品と土産物屋)と5階、そして4階の入場制限のあるインスタレーション内のみ(私が見たのは「草間彌生の自己消滅、あるいはサイケデリックな世界」で、時間制限は確か2分半か3分、人数制限は5人くらいだったはず)
-東西線「早稲田駅」出口1から徒歩約7分、大江戸線「牛込柳町駅」東口から徒歩約6分
※基本情報(Bergamo)
-入場料13,5€(1€=1月は約156~161円、つまり≒2150円程度)
-1フロア、写真撮影自由、但し展示物は時間制限1分で1人ずつ入れるインスタレーションのみ、その他はビデオと説明文のみ
-Bergamo駅からバスと徒歩で計22分、もしくは徒歩35分
・同じ条件→どちらも完全予約・定員制
既に、この条件だけで東京の圧勝である(本家本元だからというのも勿論あるとは思うが)。Bergamoのメリットは、インスタレーションへのアクセスが1人ずつのため、動画や写真を撮っても他人が写らないことだけだろうか。
気を取り直して、写真へ移ろう。
但し、東京では、1階と4階の動画しかほぼ撮っておらず、数少ない4階の写真には自分がデカデカと映ってしまっており、載せられる写真が1点しかないので、ご了承いただきたい。
※写真(東京)
https://yayoikusamamuseum.jp/assets/video/exhibition_011_video.mp4
※写真(Bergamo)
というわけで、見学は呆気なく30分で終わるレベル、ビデオを全部見て、説明を全部読んでも、1時間はもたないだろうと思う。
わざわざBergamoまで列車賃を払ってきたので、向かいのBarでコーヒーを飲んでから街をぶらつくことにした。
街中も、草間柄で溢れていた。
Bergamaschi(ベルガモ人の複数系)が一時でも草間愛に満ちてくれいて、日本人としては嬉しかった。