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うつ病になったようで
うつ病になったようで。
こんなに世間が薄弱としたものとは知らなかった。
休職から2ヶ月になるが、病人がやるべきことが多くて、更に病んでいる。
心療内科で処方されている不安薬や睡眠薬、これがまた厄介者である。
身体と薬が調和しなければ、心身ともに悪化する。
うつ病経験者であれば、当たり前のこと…と思われるかもしれないが、病人になって知ることは多い。
例えば、5分の診察のために2時間待つのはデフォだし、診察では話したいことが話せない。
(この時点で、本来ならベッドから出られないという状況を加味して甘めにご一読いただきたい)
待ち時間は外出OKな心療内科なので車で待つ、診察時は話したいことメモを見ながら話す、と無い脳で必死に対策をうつ。
(この時点で、本来ならベッドから出られないという状況を加味して甘めにご一読いただきたい)
何度か通ううちに、慣れてきた。
同時に、終わりが見えないことにも気づき虚無に襲われるのである。
こんなこと、義務教育でやっておくべきだろうよ…と思うほど、病人には酷な作業が多い。
食べて寝て洗濯をしてお風呂に入ってなどという『生活』の難しさ、金銭的な焦り、世間と比べ落ち込む…この辺は、うつ病とセットだと思っている。
恋人や家族にも理解されず、それは心閉ざすだろっ!つっこむ気にもなれず。
(この時点で、本来ならベッドから出られないという状況を加味して甘めにご一読いただきたい)
そして、襲い来る『希死念慮』。
これが、本当に理解していただけないようで困っている。
理解してほしいが、前提なのがいけないのか。
ただ、今の私がわたしにしてあげられることは、周りに自分の思いを吐露することくらいであることも事実。
Xで、同じ境遇の人をいいねしては共感している。そこでしか共感できない。
本当にどうしようもない日が度々ある。
そんなときは、部屋の物をバーっと床に落としたり壊していいものは壊したり、(なぜか冷静)あとは高速に乗ってドライブしながら大声で歌うなどをする。
そんなときはまだ元気な方で、気力がないとひたすら『ベッド⇛肩が凝る⇛頭痛⇛薬⇛胃が荒れる⇛腸内細菌もよくなくなる⇛食欲低下⇛体力低下⇛気力低下⇛ベッド』という、見事なスパイラルへ突入する。書いていて自覚したが、見事すぎる…
これだけ俯瞰できていてもこうなってしまうのだから、本当に怠惰なだけじゃないのだと、また無理やり現状を肯定してみる。
仕事復帰が5月から(新職場)なようだが、休職したことで役職は降格し、これまでできていたことができないという事実に打ちひしがれている。
あと、本当にお金がない。
病み始めた去年の暮から散財したようで(自覚なし)これってもしや、躁鬱の方では?と分析も始まってしまってパニックである。
心療内科の主治医に相談してみることとする。
おわり