親さえわかっていない
子どもが育っていく過程でいかに周囲の雑音に惑わされながら育つことか…。
現代社会は以前にも増して情報が多過ぎるので、自分の頭で考えなくても簡単に情報が手に入る。
情報が少なかった時代からしてみればまるで天国のような時代だが、情報を扱う人間に任される事になるのでこれからの時代の子育ては益々複雑化していくことになるだろう。
また生き方や好みも多様化しているので、選択肢が多く自由ではあるが選びとる大変さもある。
保育の仕事をしていた頃、保護者もひと昔前とは変化しており保育も今やサ―ビス業と化していて現場で働きながらも違和感を感じることがあった。
50代半ば過ぎの昭和の時代育ちの自分にはついていけないときがある。
物や情報が溢れ過ぎているにも関わらず、共働きが増え少子化は進み不登校は増えている。
不登校が増えていることが当たり前の世の中になってしまうのはどうなのか?とも思う。
既に政策ではどうにもならない状況にきていると思う。
もう少し現場の声に耳を傾ける姿勢があれば状況も少しは改善されると思うのだが…。
教員志望者も減っているらしいし…。
学校もサ―ビス業化しているからな…。
現状のままでは少子化が加速してもおかしくはない。
しかし、この現状を変えようと自ら学校を立ち上げる保護者経営者もいらっしゃるようだ。
とても素晴らしいことだと思う。
保護者が当事者意識を持つことが必ず子どもにも伝わるので陰ながらも応援させて頂きたいと思っている。