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haluchobin
地域づくりの通信簿
避難訓練は、憂鬱だ。休みの日の午前中に、わざわざ行くのだ。けれど、それでも来ていた人は、「自分のため」を通り越していた。災害は命に関わる。だからこそ、自分よりも、誰かを守りたいと思う人が来ていた。防災マニュアルや制度も重要だけど、私は災害が起きたとき、隣に住むあの人や、車いすのあの人の顔が思い浮かぶかどうかが大切なのだと思う。避難訓練は憂鬱だ。もしもの時のために、集まる。考えたくはない。それでも行くのは、自分のためを超えたとき。あの人のことを守りたいと思った時だ。そんな関係性を暮らしている地域で作りたい。この避難訓練で、足を運ぶ人がどれだけいるかどうかは、そこで暮らす人が普段地域でどれほどの関わりがあるのかを示す、通信簿のようなものだと思う。
世田谷区民の人すごいくるかと思ったけど、実際は高齢の方が目立つな、、#防災 pic.twitter.com/xJJqiT8hT2
— ベル (@penguin_voice22) November 27, 2022