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お金のこと

資本主義社会に生きる我々、お金のことは常に考える必要があります。
でも他の人とお金の話ってリアルであんまりできない部分がありますよね。
そこで今回はお金のことについて、こんな風に考えている人がいるよっていうアイディアを共有できたらなと思って書きます。

”お金がない”という口癖もしくは思考

私は同年代よりも若い世代の方とお仕事することが多いです。そんな中よく耳にするのが、「お金がない」「足りない」というワードです。
とは言っても話を聞いたらしっかり遊びも行けているし、必要なものも買えているんです。それでも口に出るのは「お金がない」。
なんでこんな言葉ばかりでるのかなと思ったところ分かったのが、
もっとあれもしたい、これもしたい、いや、しなければならない
という気持ちが背景にあるからのようでした。

というのも、我々は様々なものから「お金を使ってこれをしないといけないよ!楽しくないよ!良くないよ!」というメッセージを受け取っています。それらは宣伝に乗ってやってきます。
この宣伝は企業がやっているものに限りません。芸能人のアカウント、旅行情報の発信アカウントからもそのメッセージは受け取っています。そんな中にずっとさらされていると、自分が本当は何を望んでいるのか分からなくなります。
そして、初めのうちはもっとあれもしたい、これもしたいと思っていたのに、あれもこれもしないといけないという気持ちにいつの間にか変わっていて、それをするためのお金がないという思考になるのかなと思います。

お金はないわけないんです。ただ、他の人の思考に振り回されて、あるのにないと錯覚してしまっている部分というのはあるんじゃないかと考えます。

お金がないと言わないように努める

これは私自身、本当に気を付けているのですが、見出しの通り「お金がない」と言わないようにする、というのはとても大事です。
お金がないと言うことは、実際に手元にあるお金に申し訳ないと思うようになりました。だって目の前にいるのに否定してしまっているのですから。

この思考になったのは、数多のお金の本を読んでからなのですが、それらのうちで感銘を受けたのが、「お金が喜ぶ使い方をしましょう」という部分でした。お金に人格を持たせる考え方ですね。
「お金がない」という言葉は、例えるなら友達だと思っている人を含めた何人かでご飯に行ったとき、友達だと思っている人が「私友達いないんだよね」と言うのと近い現象かなと。ちょっと違うかな?まあ似たような感じです。裏切られた感というか。
そんな人と付き合いを続けようとはあまり思いません。それはお金も同じで、否定されたらその人のそばにいようとは思わなくなるなあと。

お金に対してどういう心で向き合っているのかは、結構馬鹿にできません。すごく流行っている書籍「サイコロジーオブマネー」は、お金に対して働く心理に着目していますし、心構えはどんなことにも行動として表れると思います。

最近思った~ラテマネーについて~

ちょっとカフェでコーヒーとか、出勤前にラテを買うとか、ちょこちょことしたコーヒー・ラテの1杯にかかるお金のことを、ラテマネーと言います。
よく節約の本には、「ラテマネーをなくしましょう」ということがよく書かれています。
塵も積もってすごい額になっていることもよくあるのですが、私はここでラテマネーをやめましょうということを書きたいのではなくて、
なんでラテマネーを費やしてしまうのか
という部分について書きます。

なんでラテマネーを費やしてしまうのか。
それは、どこか疲れていて自分を労わる時間が欲しいと思っているから
なんじゃないかなという考えに至っています。
元気なとき、満たされているときって自分を労わらなくてもいいんですよ、だって元気だから。でも人間いつもそんな状態とは限りません。いやーなこともあります。それが心の中でうまく消化・処理できていなかったら、人間は行動に移します。消化・処理するために行動(カフェで1杯)するんです。
(断わっておくと、この行動が悪いと言いたいわけではありません。そういう風に人は出来ているという、ただそれだけの話です)

大事なのは、自分の状態をしっかり知ることです。そのためのバロメーターにラテマネーはなりえます。
自分でコーヒーを淹れて外出できて、それを飲んで満たされるならそれでよし。
お金を出して買いたいんだというならそれでよし。その分他にあまり費やさないように、バランスをとるのが必要かもですが。

結びに

お金を友だちのように扱うと結構楽ですよ~
余計なことに使わなくなりますし、自分が本当に望むものにお金を使ったときの充足感は癖になります。逆に焦って使ってしまったときは後悔が渦巻きます(笑)
私もいつも正しくはできていないですが、日々勉強で学びがあるなあと思っております。

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