我が子の誕生戦記②
⚠️①の続きです。少し汚い話が出てきますので、苦手な方はそっと閉じていただけますと幸いです。
わたしの切羽詰まった電話呼び出しでオット降臨。
お産が立て込んでいたようで、全開になるまで助産師さんは時々きてくれる程度だった。
全開になるまでオットは、わたしの腰を火おこしの如くさすり続けながら尻をアッパーしまくってくれた。
あの時わたしがなんとか理性を保てたのは献身的なオットの支えがあったからだと思っている。
いや、絶対に暴言だけは吐かないようにしようとかたく心に誓ったからかな。
嫌われるのが怖かったのさ。(笑)
日付が変わった頃にはいきみだしていたとは思うけど、赤ちゃんがおりてきていなくて本気は出せず。
汚い話ですけれども気持ち悪くなって吐いたし、💩もでたし本当にひどい!!!恥ずかしかった!!!すんごい小声で助産師さんに謝った!!!(笑)
助産師さんはいい人でなんだかさらに申し訳なくなった。
嘔吐物を受ける桶、握りしめて破壊してすみませんでした。
いきみだしてから3時間くらい経ってしまい、わたしも赤ちゃんもしんどくなってきた頃、先生に「これで最後にしよう!今までで1番の力でいきんで!」
もうずっと前からやってる!!!!!!
気持ちとは裏腹に力無く返事をした(笑)
もう体の中の臓器が全部が出てくるんじゃないかとばかりに力を込め、お腹をグイグイおされようやく出てきた我が子。
うわぁ、髪の毛ふさふさだな〜!!友達の子ども(当時8ヶ月)より多いな!?
感動とは程遠いことを考えながらわたしの(壮絶な?)出産は終わりました。
写真には写っていませんが、我が子は生まれた瞬間から頭皮が見えないくらいしっかり黒々とした髪の毛がありました、完全なる遺伝です(笑)
出産は十人十色、何があるかわからない、命懸け
といいますが本当にそうだなと身をもって実感。
羊水混濁があり、出血も多く会陰も切開。
だけど無事に産まれてきてくれてよかった!!!
痛みからの解放で笑顔がこぼれまくっているわたしの隣で、オットは涙をこぼしまくっていた。
なんなら痛みに耐えているわたしを見て到着してすぐからずっと涙をこぼしていた。
優しい人だと前から知っていたけど、立ち会いを通じてよりオットが優しくてわたしを支えてくれる人なんだと思った。
あのときは本当にありがとう。
痛いもんは痛いし「我が子の顔を見たら全部忘れちゃうよ」
なーんてみんなが言うこと、嘘じゃんけ!!!!
産んだすぐはそう思っていた。
けどどのくらい痛かったかは正直忘れた!!!!
時間が解決してくれたような気もするし、我が子が忘れさせてくれたのかもしれない。
でもひとつだけ確かなのは
我が子は可愛いということ。
息子が大きくなって、この話をするときがきたら
そのときは楽しく笑いながら話せたらいいな!!
長々とわたしの闘いの記録を読んでいただきまして、ありがとうございます。
少々リアルでお見苦しいところもあったかと思いますが
誰かのなにかになっていたらいいなと思います。
我が子の誕生戦記 〜完〜