映画「チャイルド44 森に消えた子供たち」歴史、愛、ミステリーまで楽しめる
歴史や戦争といった映画は
あまり好きではありませんでしたが、
これを観たら他の似たような映画も観たくなりました。
かなり良かったです。
原作は小説です。
ずっと読みたいと思っている本ですが、
まだ読んでいません。
新潮文庫から出ていて、
上下巻に分かれています。
「チャイルド44」の小説は
2009年の「このミステリーがすごい!」の
1位に選ばれています。
【このミス】に選ばれているものはやっぱり
ハズレがない・・・と思います!
正直わたしはめっちゃ面白かったです。
色んな要素が含まれていました。
短い時間でこんなふうにまとめられるなんて
素晴らしいと思います。
この映画のポイントを3つでまとめますと、
①戦争時の普通ではない状況下でのミステリー
時代は1950年頃。
スターリン独裁政権下のソ連。
冷酷でありながら、
理想国家を目指したスターリンの政権で
殺人事件を事故と
ねじ曲げて報告しなくてはならなかったのです。
子どもが44人も
残虐に殺されていることに気づいても、
調査することもままならない。
おかしいと思うことさえ
許されないような状況で、
解決に挑もうとする主人公レオ。
普通のミステリーは、
解決しようとすれば、
周囲が全面的に協力するのが当たり前ですが、
それが全く無いので、
八方塞がりの中、
模索します。
それがまたさらにハラハラさせます。
②愛
愛ってなんだろう?と考えさせられました。
これも普通の状況下ではないので、
好きかもしれないとか
愛してるなんて、
気軽に言ってる場合じゃないんです。
結婚すること、
ついていくこと、
守ることは、
命に関わる選択なんです。
わたしはこんなこと出来るのかな?
(旦那のために・・)
いつもくだらないやり取りしかしていないので、
想像できませんでした笑
③俳優たち
まず、主人公のレオ役のトム・ハーディが
ゴツくて、男らしいこの役にどハマリ。
しかも軍服もめっちゃお似合いで格好良い〜。
ワシーリ役のジョエル・キナマン
この方、かっこよくないですか?
なんかすごく色っぽくて男っぽくてかっこいいんですよね〜!
『THE INFORMER/三秒間の死角』の時も思ってました。
その映画の内容はもう忘れちゃいましたけど。
すみません。
かっこええなぁということだけは、記憶に残ってました笑
この男らしい俳優ふたりに、ノオミ・ラパスまで!
ノオミ・ラパスは「ラム」の方ですね。
ノオミ・ラパスは意思がある女性が似合っていて、
それはそれはかっこいいんですよ。
ふにゃあとしてないモテ女です。
気になった方は是非観てください〜。
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