映画「パレス・ダウン」は「ホテルムンバイ」と違った視点から捉えたスリラー
2008年のタージマハル パレスホテルの
実際の事件をもとに作られた映画です。
「ホテルムンバイ」と題材は一緒ですが
視点は違うようです。
「ホテルムンバイ」はいつも観ようとしている
映画の一つなのですが、
こちらの映画から観ました。
こちらはスリラーという感じです。
この映画を3つのポイントでまとめますと、
1 ルイーズ
父親の仕事のため、インドに
移住することになった美少女です。
家は裕福層で、インドの大学に
これから通う予定です。
透明感溢れる素敵な女優さん
ステイシー・マーティンさんが演じています。
すごく美しい方なのでそれだけでも
映画を楽しめるかもしれません。
ルイーズファミリーは
家が決まるまで、
高級ホテルに滞在します。
とっても素敵な部屋ですが
ルイーズは飽き飽きしてきます。
ディナーに行く両親を見送り、
ホテルに一人残っていると
階下から物騒な音が聞こえてきます。
2 実際の事件
ムンバイで4日間続いた
テロ攻撃の事件の一つです。
タージマハルホテルでは6回も爆発が
ありました。
この映画ではホテルでの様子をリアルに
表現しています。
日本ではあまり分からないことですが、
観ていてテロの怖さを実感しました。
3 ルイーズの両親
両親は、ディナーに出かけようと
娘のルイーズを誘いますが、
ホテルでゆっくり過ごしたいと
断られます。
可愛い一人娘を置いていくことに
抵抗がある母親でしたが
結局娘の希望通りにします。
その後、
ホテルがテロに遭ったことを知り、
慌てて戻ろうとする両親ですが、
規制が張られていて
近づく事も出来ません。
非がないのに
もしこんな目にあってしまったら・・・
と、想像してしまいました。
世界では全く関係のない人たちが
攻撃されてしまう悲しい現実がありますが、
平和でいたいと
強く思いたくなる映画でした。
気になった方は是非観てみてくださいね。