映画「レイクサイドマーダーケース」(2004)青山真治監督 引き込まれるストーリー
主人公の並木俊介(役所広司)は、
親子で進学塾の有名私立中学受験対策合宿に
参加する。
実は別居中であり、
私立中学への受験には疑問を持っていた並木は、
乗り気ではなかった。
そんな中、
並木と体の関係もある
カメラマンの高階英里子が
合宿所にふらりとやってくる。
そして・・・・・。
Filmarks : 3.0
Googleユーザー : 60%
Prime Video : 2.5
極個人的好み度 : ★★★★☆
話が面白くて引き込まれるし、
有名俳優の少し若い姿も楽しめるのに、
全体的に評価が低く残念です。
もっと評価されても良いと思う作品です。
映像の古さは否めませんが、
大変面白い作品でしたよ〜。
いいなと思ったところ3つをあげますと、
① やっぱり東野圭吾がすごいのか?
原作は東野圭吾さんです。
天才?超人の作家さんです。
出版したものは必ずベストセラーですし、
映画化したものは数知れず。
韓国で映画化された作品もありますよね。
そして、一番すごいのは
執筆するスピードですよ。
人気作品をありえないスピードで
どんどん世の中に放出していく東野圭吾さんは
超人?怪物?
本当に人間なのかな?って思います。
「レイクサイド」東野圭吾
(文春文庫)
② ストーリーが面白い
ストーリーが良くて飽きません。
私立中学受験の設定などは、
親のエゴや必死さなどを
浮き彫りにしますし、
そこに不倫、別居、愛人と
不穏な雰囲気が漂います。
東野圭吾さんの本は
あまり読んでいませんが、
残酷な行いの裏に深い愛があるものが
多い気がします。
それが、人気の秘密なのかな?
③ 俳優の演技も素晴らしい
日本を代表する俳優、
役所広司さんが
主人公の並木俊介役です。
受験に疑問を感じ、
血の繋がらない娘を心から愛し、
高階英里子が現れ動揺する並木・・・。
これからどうなるの?と
演技がリアルすぎて目が離せません。
そして、怪優、柄本明さん。この方も良い!!
そして、やっぱり美人な薬師丸ひろ子さん。
そして、怪しい魅力を放つ若い豊川悦司さん。
わたしは面白いと思いました。
子供を持つ人のほうが、
もしかしたらより楽しめるかもしれないです。
気になる方は観てみてくださいね〜。