映画「マスカレード・ナイト」はファンサービスがすごい
マスカレード・ホテルの続編。
長澤まさみさんと木村拓哉さんでタッグを組んだ第二弾になります。
容疑者500人。
タイムリミットは24時間という無茶ぶりがすごい設定です。
この映画の特徴を3つあげますと
1 ホテルマン
長澤まさみさん扮するホテルマンが凄すぎる。
お客への配慮が半端ではありません。
「マスカレード・ホテル」を観てても思いましたが、
ホテルマンてこんなに大変なのでしょうか?
クレーマーの巣窟になってしまうのではないでしょうか?
そして、作中で「ホテルマンは『無理です』と言ったらダメなのです」
と何度も言うのですが、それはフィクションなのでしょうか?
違う意味で怖くなりました。
にんげんだもの、と言いたくなってしまいます。
ホテルマンの仕事がクローズアップされる映画ですが、
これを観たら誰もホテルマンになりたがらないのでは?
と、心配になるほどでした。
おもてなしの日本ということで
やや誇張されているのかもしれませんが、
この映画の面白さを際立たせるひとつが
ホテルマンです。
2 ファンサービス
二作目とあって、前作で好評だったところを
増やしたのでしょうか。
マスカレードファンを存分に楽しませようとした
意気込みを感じました。
メインの二人もそれぞれの個性をさらに生かした
キャラクターになり、木村拓哉さんがアルゼンチンタンゴを
踊るシーンもかなり多くありました。
豪華な音楽でリッチなホテルを演出し、
ロビーでの一人一人の動きも舞台の様に
計算されてるようでした。
わたし個人としては、タンゴの時間が長かったかなぁ。。。
3 予告事件
予告されて追い詰められる感じはスリリングで好きでした。
ホテルにはたくさんの人が出入りする上、
仮装パーティまで催されているため、
ホテルの客たちが死神のような格好をしていたり、
狼やペンギンのかぶりものをしています。
見た目はまるで「アノニマス・アニマルズ」です。
怪しい極まりないです。
その中で、誰が犯人か?理由は?と
考えていくとより楽しく観れると思います。
それにしても、東野圭吾さんは
ガリレオシリーズ、加賀恭一郎シリーズ、マスカレードシリーズと
映画化もすごいですし、定期的に新刊も出版されて
本当に天才なんでしょうね♪
気になった方はぜひ観てみてくださいね。