見出し画像

映画「私は世界一幸運よ」ただのセレブになりたい女の話ではない重たいヒューマンサスペンス


 自力で上流階級に成り上がる、
女性記者アーニー。
完璧な婚約者と結婚を控えながらも、
大きな戦いに出ようとします。


 最初はセレブ志向の主人公を
すごすぎるわ〜かっこええわ〜と
遠い感覚で見守っていましたが、
だんだんとアーニーの本当の姿が現れて、
応援したくなりました。
自分の気持ちが変化していくのも面白かったです。



 この映画の流れを3つにまとめますと、



1 最初はただ羨ましくなるような完璧な女性


 アーニー役のミラ・クニスさんがすごい美人で、
スタイルも良いのですが、
その色っぽい感じも、
野心がある主人公にハマっています。



 余談ですが、
このミラ・クニスさんはウクライナ出身だそうです!
母国のために募金活動をしていたようです。


 アーニーはすごい美人のうえ、
イケメンでエリートで上流階級出の
婚約者までいます。
書く記事は政治関係ではないけれど、個性的な、
唯一無二の記事を書いている敏腕記者です。
一流の会社、一流の婚約者、一流の装飾品。
婚約者の前では食事も控えています。
とても賢く、人に気に入られるのも上手です。


2 上流志向を目指していたのは戦うため


 アーニーは、自分の家柄が良くなかったため、
疑いの目を向けられた過去がありました。
自分の信頼性を高めるため、頑張る必要がありました。
ただの野心家ではないのです。




3 壮絶な過去


 アメリカでの、
若者のリアルな問題という感じがします。
アーニーは痛みと悲しみを背負って、
強くたくましく自分の力で這い上がってきました。
途中から一気にサスペンス感が増してきます。



 思っていたより、内容が深く、
題材も重かったです。
ストーリーは色々考えるところがありました。
面白かったです。



 こちらは小説「幸運なんてわたしはいらない」
ジェシカ・ノール著の映画化だそうです。
是非読んでみたいと思いましたが、かなり読みにくいとの
レビューが多いです。



 アーニーが強い女性で、カッコ良かったです。




 気になった方は是非観てみてくださいね。

この記事が参加している募集

雨が降る日もあれば晴れの日もある 映画や本はあなたを普通でいることの幸せを教えてくれますよ 今日の出会いに感謝!